浜中文一が主演を務めるミュージカル「50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~」のフォトコールが行われ、浜中をはじめ、水崎綾女、シルビア・グラブ、野口かおる、青木さやか、福田転球、演出の河原雅彦が囲み取材に登場した。
全世界で大ヒットした官能小説「50Shades of Grey」のパロディとして作られたミュージカル「50Shades!」を、2016年に演出の河原雅彦のもと日本で初演を迎えた本作。主人公のクリスチャン・グレイ役を初演に引き続き、浜中文一が務め、再演を迎えた。とんでもない性癖を隠し持つ青年実業家と、平凡に生きてきた純真無垢な女子大生のどこまでも歪んだ愛のカタチのあきれるほどエロティックで馬鹿馬鹿しいロック・ミュージカルだ。
初日を迎えるにあたり、意気込みを問われると、浜中は、「皆さんに楽しんでいただけるのが1番いいかなと思います。あとは、エロいことやってるだけなんで(笑)」と語った。
水崎は「だいたいは放送禁止用語のせりふが多いので、ここでしか楽しめないと思うので、ぜひ皆さん劇場に来てくれたらうれしいなと思います」と。福田も「劇場に来てもらわないと分からないことがいっぱいある。楽しいこともいっぱい待っていると思う。来ていただけたら最高だと思います」と笑顔を見せた。
また青木は「稽古が笑いすぎて疲れたって感じ(笑)。ある意味、欲求不満が解消される舞台だと思います」と。シルビアは「生バンドも超楽しいし、キャストたちもすごく楽しくてはじけているので、お客さんもはじけていただけたら幸いだと思います。じゃんじゃん劇場に来て楽しんでください」とアピールした。
キャストたちから「放送禁止用語しか言わないから飛ばしてください」と冗談交じりに言われながらも、野口は「どんな人も性欲ってあると思うので、その隠された性欲をあらわにしてほしい。あと女性の方は、ホルモンバランスが良くなって、肌ツヤがよくなると思うので、この舞台を見てツヤめいていただきたい」と力説していた。
舞台の出来具合を演出の河原は、「こういうプレスコールやゲネプロでちゃんと見られるのがつらい。だから、早く本番がやりたいなって思っていた。“空前の下ネタブーム”ですから、乗っかって、楽しんでもらえるものが出来ていると思います」と。
再びグレイを演じる浜中の“エロさ”について、青木と野口は「とにかくエロい」と印象を。青木は「こんな人がいるんだってびっくりした。袖で文ちゃんを見ながら、『うわ、エロい』って言っています」と。野口も「征服される感がすごいので、みんな文ちゃんに征服されたらいいと思います」と口をそろえて絶賛していた。
いっぽうの浜中は「本読みの時から、こういう作品だからためらったりされるのかなって思ったら、全然そういうこともなくすごい完成度でした。前回よりいろんな意味で上回っていると思います!」と。河原からは「福岡以外はお酒を飲みながら見れるようになっている。たぶん、飲んでないと見てられないと思います(笑)。心をオープンにした状態で楽しんでもらえたら」とPRしていた。
「50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~」は、11月24日(日)まで東京・新宿FACE、11月29日(金)~12月1日(日)まで大阪・Zepp Namba、12月3日(火)~12月4日(水)まで福岡・ももちパレスにて上演される。