岡村隆史のトークバラエティー『おかべろ』(カンテレ)の進行役として、NON STYLEの石田明が“2代目店長”に就任することが決定した。
テレビ局近くのダイニングバーを舞台に、ゲストとトークを繰り広げていく『おかべろ』。2019年7月6日以降、“アルバイト”としてさまざまな芸人が交代で番組を進行してきたが、12月7日(土)放送回から石田が店長としてレギュラーメンバーとなる。
12月7日放送のゲストは千原兄弟。1990年代、当時の心斎橋筋2丁目劇場(1999年閉館)に通うお笑いファンのひとりとして千原兄弟のライブを客席で見ていた石田は「変な緊張します…」とこぼす。
まずは、千原ジュニアだけが登場。岡村とジュニアは業界内で「共演NG」という噂すらあったといい、久々の共演の場に緊張感が増す中、石田が「今日、僕店長になったんです」と宣言。すると、岡村も「頼むね!どんどん(お店を)大きくしていって!」と笑顔で拍手した。
番組では、ジュニアと岡村が互いを避けるようになった理由や、当時の2丁目劇場の裏側など、数々の噂話をひもといていく。
さらに、翌週12月14日(土)は、兄・せいじが登場。不倫騒動について謝罪するほか、海外ロケでの驚きのエピソードなどを語る。
<岡村隆史 コメント>
石田が全部進行してくれるので、すべてお任せしています。石田がチラっとカンペを見る目とか、好きですね(笑)。石田は、収録が終わったあとの声のトーンだったり、たたずまいが一緒なんです。そういうのが心地がいい。終わっても「わーっ」としゃべってくる人もいるじゃないですか。そうじゃなくて、すっと幕を下ろす感じ、というんですかね。そういう感覚が合うんだろうなと思います。あと、お笑いにはすごく詳しいので、賞レースのチャンピオン芸人とかが来るときに、パシっと解説してくれるんだろうなと思ってます。漫才のことは石田に聞いたらいいと思ってるので。全部石田に任せて、僕は極力自由にさせてもらえたらなと。ええ店になるなと思ってます。前店長(田村亮)はおいしいコーヒー豆を探しに行って、見つかったとか見つからへんとか…。いつかおいしいコーヒーを飲めるんかな?(笑)
<石田明 コメント>
アルバイトで何回か入らせてもらったので、そこでどういう評価を得たのか分からないですけど、店長に就任できてうれしいですね。岡村さんとは、温度感が似ているというか、「あ、エンジンかけにいかはったな」とか結構分かるし、「よし、それに便乗していけばいいんですね!」という道しるべになっています。まさか今日のゲストが千原兄弟。すごかったですね。店長初日やから、純粋な緊張をしたかったんですけど、めちゃくちゃねじれた緊張になりました。当時、2丁目劇場に見に行っていて、ほんまに怖い人たちがいるところやと思ってましたからね(笑)。そんな話も笑ってできる時代が来たのか、と思いました。忘れられない一日になりましたね。“店長”というのは独特のポジションで、別に岡村さんがやってもいいし、進行という意味ならアナウンサーでもいいポジションなので、難しいなとは思いますが、いいアクセントになれればいいなと思ってます。
『おかべろ』
カンテレ(関西ローカル)
毎週土曜 後2時27分~2時57分