12月30日(月)放送の『報道の日2019』(TBS系)で、元米国務長官のコリン・パウエル氏に単独インタビューした模様を送る。
司会は関口宏と雨宮塔子。ゲストに恵俊彰、ホラン千秋らを迎え、「アメリカ・中国・ロシアの三大国のパワーバランスが歴史の中でどのような変遷をたどったか?」をテーマに送る。
令和元年の2019年は、米ソ冷戦が終結し2つの大国の緊張緩和が進んだ平成を経て、GDP(国内総生産)世界2位の中国の存在感が急激に増した年だった。米中の貿易戦争が激化し、新たな覇権を争う米中の「新冷戦」の対立には収束の気配がない。米中露の三大国を軸に世界の勢力図が大きく変化しようとしている今、日本は三大国とどう向き合ってきたのか、そして今後どう向き合っていくのか。
また、第二次世界大戦末期のソビエト連邦の対日参戦の裏にあったアメリカとソ連の間の極秘共同作戦の存在とは。現在にいたるまでの歴史の変遷を追いながら、当時のニュース映像と、キーパーソンの証言など新たな取材により分かった事実を交え、2020年以降の未来を俯瞰する。アメリカ合衆国の元国務長官のコリン・パウエル氏に行った単独インタビューに注目だ。
<関口宏コメント>
僕は、最近の話よりも古い話の方に興味をおぼえました。終戦間際に、ソビエト連邦(現在のロシア)が侵攻してきたときのことなどでは、初めて知る事実もありました。また、よく映像が残っていたなと感心するものもありました。
なかなか普段、じっくりテレビを見る時間がない方々も多いと思います。年末だからこそ、過去を振り返りながら新しいことを知るのは良いのではないかと思うんです。過去を振り返ることで、きっと「今」が見えてくるはずです。
<雨宮塔子コメント>
今年は今までで一番興味深い番組になっていると思います。まったく知り得なかった事実のうえに、まるで映画のようなドラマチックな展開になっているものもあります。生放送で皆さんにお伝えするのを楽しみにしています。
私自身、毎年この番組に出演させていただいていることもあり、この番組を通して一度立ち止まってみないと年は越せない感じになっています。
『「報道の日2019」米×中×露~激動する世界地図その時日本は?~』
TBS系
12月30日(月)前11・00~後5・30(生放送)
©TBS