板尾創路「編集するのがもったいない」『座王』新春SPに霜降りら30人が集結!

エンタメ総合
2019年12月27日
『千原ジュニアの座王』

 千原ジュニアがMCを務める即興芸バラエティ『千原ジュニアの座王』(カンテレ)の新春2時間スペシャルが2020年1月2日(木)に放送される。

『座王』は、芸人の“即興力”を試すバラエティ番組。10人の芸人が“大喜利”“ギャグ”“モノマネ”などの即興芸のお題が書かれたイスを使ってイス取りゲームを行い、座れなかった芸人が「このお題でこの相手なら勝てる」と思う相手を選んで勝負を挑む。敗れた芸人は脱落していき、勝ち残った1人がチャンピオンとして「座王」の称号を得る、即興ネタNo.1決定戦。

 通常は10人の芸人で対戦が繰り広げられるが、今回の2時間SPには総勢30人が参戦。昨年の正月SPの優勝者で、前人未踏の100勝を達成し快進撃を続ける“ミスター座王”笑い飯・西田幸治をはじめ、2018年『M-1グランプリ』王者の霜降り明星、これまで数多くの座王を獲得しているモンスターエンジン・西森洋一、R藤本、ロングコートダディ・堂前透など実力派芸人たち。さらに、ものまね芸人の原口あきまさやMr.シャチホコ、キャイ~ン・ウド鈴木、ずん・飯尾和樹、フットボールアワー・岩尾望、トレンディエンジェル、カミナリら人気芸人が勝負に挑む。

 2回目となる『座王』正月SPの審査委員長を務めるのは、昨年に引き続き板尾創路。レギュラー放送にはない敗者復活戦が設けられ、お題も「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」などのほか、新たに正月らしいテーマ「初詣」を追加。初詣をする人の心の声を即興で表現し、笑いをとったものが勝利となる。
 4時間半もの長時間に及ぶ収録では、板尾をうならせる名勝負が続いた。何度もドローが続く過酷な対決もあり、得意ネタを出し尽くした芸人たちが頭を抱える場面も。昨年も参加したずん・飯尾に「終始スパイシーですね」といわしめるほど、ヒリヒリした戦いが続いた。

 ジュニアは収録を振り返り「マジで全対決、面白かったんちゃうかな。去年より全然面白かったですね!いいポイント、いいポイントで、大きな波乱が起きていたから、番組的には非常に面白くなって、スタッフも喜んでるんじゃないですか?」と太鼓判。

 板尾は「審査が楽しかった。正月2回目で、みんなやり方が分かってきてるというのもありますし。ジュニアが言うように確かに去年より面白かったです。普通これだけ長時間収録したらだれるもんなんですが、全然普通に見れてますし、全部見たいと思わせる。好きな人はライブでフルで見れますよ、2時間に編集するのがもったいないですね」と芸人たちの健闘を称えた。

 また、ドローが連発した勝負について、板尾が「ドローが続いて何回戦かやっていくと、レベルは下がっていくもんなんですが、そこから上げていくのがプロです。その何にもないところから絞り出して人間性が出たときに、感動するというか、そこが見どころなんじゃないかと思いますね」と語ると、ジュニアは「本当に何もなくなった時から絞り出される芸人の澱(おり)みたいなもの、そこに面白さが出るんです。視聴者の皆さんも『あいつに上がってきてほしい』と思う“推し芸人”というのがあるでしょうから、いいところで敗者復活戦が入ってきて、途中から見ても楽しめる番組です」と見どころをアピールした。

『千原ジュニアの座王 ~超豪華!人気芸人30人!!新春即興王SP~』
カンテレ(関西ローカル)
2020年1月2日(木)後11時40分~深1時40分

MC:千原ジュニア、竹上萌奈(カンテレアナウンサー)」
審査委員長:板尾創路
プレイヤー:ウド鈴木(キャイ~ン)、飯尾和樹(ずん)、原西孝幸(FUJIWARA)、お~い!久馬(ザ・プラン9)、ハリウッドザコシショウ、岩尾望(フットボールアワー)、原口あきまさ、西田幸治(笑い飯)、加藤歩(ザブングル)、岩部彰(ミサイルマン)、西森洋一(モンスターエンジン)、鰻和弘(銀シャリ)、川原克己(天竺鼠)、田崎佑一(藤崎マーケット)、狩野英孝、トレンディエンジェル、R藤本、田島直弥(アイデンティティ)、堂前透(ロングコートダディ)、紺野ぶるま、トムブラウン、霜降り明星、カミナリ、平野ノラ、Mr.シャチホコ、薄幸(納言)

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