1月11日(土)スタートの『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』(WOWOWプライム)の舞台あいさつが行われ、中山美穂、木村多江、大島優子、髙橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、上地雄輔、長野博と深川栄洋監督が登壇した。
中山、木村、大島ふんする同じマンションに住む3人の女性と、その3つの家族の様相を描いていく本作。主演を務める中山は「共演者の皆さまとは、特に女性3人組は何だか昔から本当に友達だったかのような気分で、撮影させていただきました。私が主演とさせていただいていますが、1人ひとりが主役なところも魅力的だなと。とても素晴らしい作品になったと思っています」とあいさつ。
深川監督は、作品について「カメラから登場人物たちを盗み見るような形を提示できたら、という話をスタッフとしながら撮っていきました。それが伝わっていくと、やみつきになる感覚があると思います」とアピール。
百々子(中山)の友人・瑞希を演じる木村は「家族でごはんを食べるシーンでは、カットがかかっても、スタッフさんがいなくなっても、ずっとその場に残ってしゃべっていました。面白い家族でしたね」と撮影を振り返った。
「現場に行くのが楽しみな作品でした」と語る一太役の上地は、妻の瑞希(木村)からは少し距離を置かれてしまうという役どころ。これには、上地も「元々多江さんにはお世話になっていて、初めて共演させていただいたのですごく楽しかったです。でも本番中はすごく悲しかった。ずっとグサグサきていました(笑)」と苦笑いした。
百々子らが住むマンションに引っ越してきた新妻・流美役の大島からは「夫婦ということもあったので、まず夫役の長野さん自身のことを知らないといけないなと思って。合間はプライベートなことを質問して、“おいしい情報”をたくさん教えていただきました(笑)」と、夫・葉介を演じる長野とのエピソードも。
百々子と櫂斗(生瀬勝久)の息子を演じた髙橋は「中山さんは本当にお母さんのように優しくて。ただ少し言葉は悪いかもしれませんが、お父さん役の生瀬さんは厄介で(笑)。直前まで『必殺若手つぶし』とか言って、僕のことをいじってくる」と暴露。この話題に、長野も「撮影の後半は、髙橋君も『生瀬さん、やめてください』ってツッコんでたもんね(笑)。でも“出る杭”って思ってもらえたのかもよ」と乗っかり、会場を沸かせた。
さらに長野から「髙橋君は、弟みたいな感じでスーッと懐に入ってくるんですよね。年末のカウントダウンライブの時も、舞台裏で話しかけてくれた」と言われた髙橋は「その時、周りのジャニーズJr.の中では『あいつ、長野君と話してるぞ』っていう状態になっていて。僕は最高の年末を迎えました!」と自慢げに語った。
最後に、深川監督は「この作品は視聴者の皆さんが来場者で、動物園に来たっていう風に見ていただくと、より面白さが伝わっていくのかなと思いました」と。
中山は「私たち“動物”1人ひとりがきちんと演じながら(笑)、私自身も演じてはいるんですけど、リアルな関係で共演者の皆さんと過ごせていたような気がします。ご覧いただければ、そういう空気感も分かっていただけると思います」とメッセージを送った。
『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』
WOWOWプライム
1月11日スタート
毎週(土)後10・00放送(全8話)
※第1話無料放送