古舘寛治&滝藤賢一W主演ドラマ『ドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」』(テレビ東京ほか)の第4話(1月31日(金)放送)に樋口可南子がゲスト出演することが分かった。
携帯電話のCMに出演している樋口だが、CM以外の映像作品への出演は、2015年の映画「愛を積むひと」以来5年ぶり。山下敦弘監督から手紙でのオファーを受け、今回の出演が決まったという。
そんな樋口が演じるのは、コタキ兄弟(古舘&滝藤)に調査の依頼をする島須弥子。須弥子は「あと3か月したら世界が終わる」と言い放ち、兄弟を困惑させる。
<樋口可南子 コメント>
台本を読ませていただいて、う~ん、面白い、まさにひと目ぼれの感覚です。登場人物が皆ちょっと変な人たちだけど、いとおしい。山下監督とは、CMで何度かご一緒してましたが、ドラマは初めて。役者冥利につきるお手紙でお誘いいただき、うれしかったです。そして、古舘さんと滝藤さん。空き時間は、一緒にせりふの稽古。古舘さんの奥様のお誕生日プレゼントを一緒に考えたりしている滝藤さん。その仲の良さに感動すら覚えました。だからコタキ兄弟は、ほんとにいいです。山下組のこだわりがありつつも自由な現場で、久々にドキドキしながら演じさせていただきました。たくさんの方に見ていただけますように。
<山下敦弘監督 コメント>
樋口可南子さんとはCMの現場で初めてお会いしました。CMの現場は常に時間との闘いで、一つ一つのせりふも決められた尺に収めなければいけない制約の多い芝居が求められます。そんな中でも、樋口さんは常に楽しんで芝居をし、僕の迷いも一緒に共有してくれて、何度も救われました。そんな樋口さんをただただすてきだなと思いました。15秒、30秒のCMの世界だけではなく、もっと長い時間、樋口さんを見ていたいっ!という僕個人の思いでオファーをさせていただきました。連ドラの世界では“神回”という言葉があるみたいですが、僕にとっての第四話は“女神回”です。樋口可南子さんをたっぷり堪能してください。
<濱谷晃一プロデューサー コメント>
企画初期の打ち合わせで山下監督が『どんな役かは分からないけど、樋口可南子さんに今回ぜひ出てほしいなー』とおっしゃって、野木さんが『だったら、樋口可南子さん想定した脚本書いてみます!』と。樋口さんにしか演じられないような須弥子という魅力的な役柄と、とても読み応えのある脚本を書いてくれました…まだ、樋口可南子さんに声もかけてない段階で!(笑)実は、第4話は樋口可南子さんに断られたら、もしかしたらエピソードごと変えていたかもしれません。
山下監督からの熱いお手紙を添えてオファーしたところ、ご快諾いただけてよかったです。古舘さんと滝藤さんもめずらしく現場で緊張していました。樋口さんはドラマ出演が5年以上ぶりだそうです(それがテレ東の深夜という奇跡!)。皆さんこの貴重な機会をぜひお見逃しなく!
<第4話(1月31日(金)放送)あらすじ>
無職の兄弟、一路(古舘寛治)と二路(滝藤賢一)にまたもや「レンタルおやじ」の依頼が。今回の依頼は少し長期になるからと、依頼人・島須弥子(樋口可南子)との面談から始まったのだが、須弥子は「あと3か月したら世界が終わる」と言いだす。兄弟にあれこれ買い物を頼むなど、まるで奴隷のように扱う須弥子に一路は不信感を抱くが、二路は「その分大金を稼げる」と大喜び。謎が多い須弥子の本当の依頼とは…。
ドラマ24
『コタキ兄弟と四苦八苦』
テレビ東京ほか 毎週(金)深0・12
※テレビ大阪のみ、翌週(月)深0・12
脚本:野木亜紀子
監督:山下敦弘
出演:古舘寛治、滝藤賢一、芳根京子、宮藤官九郎
©「コタキ兄弟と四苦八苦」製作委員会