堂本光一、上田竜也を絶賛「17年前とは全然違う(笑)」『Endless SHOCK』開幕

エンタメ総合
2020年02月05日
「Endless SHOCK 20th Anniversary」初日会見

 ミュージカル「Endless SHOCK 20th Anniversary」の初日会見が行われ、主演の堂本光一をはじめ、上田竜也、越岡裕貴、松崎祐介、梅田彩佳、前田美波里が登壇した。

 2000年の初演以来、ミュージカル単独主演記録1位を独走している堂本。2020年で上演20周年を迎える今回は、ライバル役にKAT-TUNの上田竜也を迎え、3月31日(火)まで東京・帝国劇場で上演される。

「Endless SHOCK 20th Anniversary」初日会見

 いよいよ初日を迎え、堂本が「(『SHOCK』の)根底にあるものは崩さずに、上田が持っているもの、アンサンブルさんが変わったこととか、そういった部分を周りがいい形で影響を受けながら、みんなでこういう方向へ行こうって作っているので、見た方に変化を感じてもらえれば」と語った。

 ライバル役の上田について、堂本は「芝居に関しては、上田も一生懸命考えるタイプで、すごくいい芝居してくれるなって稽古場の時から感じてた。本当に、舞台への向き合い方っていうのが、17年ぐらい前とは全然違う(笑)。『もう1回お願いします』『もう1回やらせてください』と、常にそういうスタンスだったので、それができるって本当に素晴らしいことだなと」と感心していた。

 そんな上田は、堂本について「ターンがすごく苦手だったんですけど、それも直接丁寧に教えていただいて。これまで、自分がやってきていないジャンルのダンスが多かったので、結構悩むことが多かったんですけど、それを光一君に細かく教えていただいたりとか。あとは、めちゃくちゃ教え方がお上手なので、ふと『これがコウイチとタツヤの関係性でもあるのかな』と。劇中の『コウイチ、ダンス教えてよ』みたいな感じでは言ってないですけど(笑)。実際は、『もしお暇だったら、教えていただいてもいいですか?』と言って」と明かした。

「Endless SHOCK 20th Anniversary」初日会見

 前日のゲネプロを終え、堂本が「この『SHOCK』のフィジカル的なしんどさっていうのを上田と共有できたのがうれしかったですね」と語ると、上田も「キツいっすね。でも、これを2か月、みんなで共有して乗り越えていくんだなと、仲間を感じられた」と。

 また、堂本が「稽古の時から、だんだん公演が始まっていくと、飯を食うのも面倒くさくなっていくんだよって話をしていたら、『そうですか~』みたいに言ってたんだけど、今日朝会った時に『その気持ちが分かりました』って(笑)」と上田の様子を明かすと、上田は「昨日家に帰って、飯食う力なかったんです(笑)」と。

 今回から、衣装や演出の一部が変更に。堂本が「衣装部のほうからカーテンコールの衣装をそろそろ変えたいという提案を受けて。40(歳)も過ぎたし、ちょっと落ち着き気味でいってみるという感じで、シックにしてみました」と。

「Endless SHOCK 20th Anniversary」初日会見

 そして、演出に関しては、前田が「リカ(梅田)とオーナー(前田)の親子の関係など細かいところを配慮して、光一さんが演出してくださいまして、そこで日舞が入りました」と明かすと、堂本が「美波里さんから『私も(コウイチの)最後のショーに参加したい』という話を聞いて。よく考えた時にもともとオーナーはステージに立っていた人なので、最後にみんなが1つになって、1つのショーをもう一度作り上げようってなった時に、1つのシーンでも引退した身でありながらオーナーがステージに立つというのは、すごく覚悟があるなと思ったんです。なので、日舞のシーンでリカと親子で共演してもらうのが、一番すてきなシーンになるのかなと思って、出ていただきました」と説明。前田は「夢がかないました」と笑顔を見せた。

 そんな変更したところを「ジャニー(喜多川)さんはどう思ってますかね?」と記者から質問されると、堂本は「『YOU、違うんだよ』って怒ってそうですね」と答えた。

 また「Endless SHOCK 」20周年を記念して、日比谷シャンテで「スポーツ紙6紙が報じた20年間」と題した記事展を開催中。越岡と松崎は展示を見に行ったことを明かし、「ゴジラが光一君と同じ赤布を持っているんです!」「どのフロアにも光一君がいるみたいな感じで記事が並んでる」「20年の歴史が感じられる」と感想を語った。

「Endless SHOCK 20th Anniversary」初日会見

 記者から見に行くかと聞かれた堂本は「見に行きたいとは思ってますけど、シャンテへ行ったことないんですよね」と答え、越岡と松崎が「僕たちが無理やり連れていきます!」と。前田も「食事行く時に通りながら行きましょ!」と誘った。

 最後に堂本は「2020年、『SHOCK』も20周年となります。今年はこのメンバーでやらせていただきます。少し変わった演出なども楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。そんな『SHOCK』をみんなで駆け抜けたいと思っております。どうぞ劇場で楽しみにしていてください」と締めくくった。

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