「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(3月6日(金)公開)でゲスト声優を務める木村拓哉が公開アフレコイベントに登場した。
『ドラえもん』生誕50周年&映画40作目となる本作は、第38作「のび太の宝島」の監督・今井一暁、脚本・川村元気が再タッグ。第1作「のび太の恐竜」とは異なるオリジナルストーリーを紡ぎ、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会ったことから始まる大冒険を描く。木村は、白亜紀という時代に存在するはずのない“猿”の姿をした謎の男・ジルを演じている。
木村は、ジャイアン&スネ夫と会話を交わす場面などの2シーンのアフレコを行った。初の公開アフレコを終え、木村は「まさか皆さん(報道陣)向きだったので恥ずかしいのと、裏側を直に見られている感じがすごく緊張しました」と。
本作の印象について、木村は「全編通してストーリーを把握させていただいた際に『なるほど』と思いました。これまで、『ドラえもんとのび太の恐竜』というワードがついた作品がいくつかあるんですが、今回タイトルにもなっている“新恐竜”という部分が『なるほど、こういうことだったのか』という、このタイトルがあり、ストーリーがあって、こういうメッセージが込められていたんだと、どこかお客さん目線になってしまいました。そして、しっかり感動させてくれるんだな」と語った。
演じるジルの魅力を聞かれると「のび太が恐竜好きというのが何作に渡って描かれているんですけど、実はジルも白亜紀の恐竜に対してものすごく研究を重ねている研究者の一人。僕も幼稚園の頃、頭の中に入るだけの恐竜の名前を入れていたことがあって、少し彼(ジル)と重なる部分が少しあります。なので、ジルを演じていて楽しかったです」と明かした。
ここで木村に質問したいというスペシャルゲストとしてドラえもんが登場。「木村さーん!」と話しかけるドラえもんに木村は「ドラえもんと会話をするのが初めてなので、ちょっと緊張しています。ドラえもんのハイテンションがちょっと不安」と笑った。
ドラえもんから「もし、僕と1日一緒に過ごすとしたら何がしたいですか?」という問いに木村は「どこでもドアでいろんなところに一緒に行きたい」と。「いいですね!」とノリノリなドラえもんに木村が「ドラえもんはどこに行きたい?」と聞くと、「僕は、木村さんの全てのライブ会場に行きたい!」と。これには木村は「ドラえもんなら、チケット用意します!」と笑顔で答えた。
また「今、一番欲しいものは?」という質問には「ドラえもんのポケット!」と即答。木村の答えを受け、ドラえもんは「そうですか、そうですか。いよいよこれは、ライブ会場に一緒に行くようですね(笑)。うれしいなぁ」と喜んだ。
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」
3月6日(金)全国公開
写真/徳永徹