『みんなで筋肉体操』(NHK)で注目を集めたスウェーデン出身の庭師・村雨辰剛が、高橋克典主演のテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水4』(2月16日(日)後9・00)に本人役で出演する。
江上剛の同名小説が原作で、銀行の“雑用係”である庶務行員・多加賀主水(高橋)の活躍を描く痛快ミステリーの第4弾。今作では、主水のトレードマークの“狐の面”をつけた男による連続放火事件が発生。主水が相棒役の同僚・生野香織(夏菜)と協力して、男の正体と背後に隠された黒い策略に迫る。
村雨はドラマ、出演の経験はあるが、本人役は初めて。劇中では、日本で庭師修業を始めた時の兄弟子が主水だったという設定。自前の半纏をまとって「主水さーん!」と手を振りながら爽やかに登場するシーンや、放火された家の生け垣の再生作業に主水と手際よく取り掛かるシーンなどを熱演した。
村雨は、2017年に高橋が司会を務める『ワタシが日本に住む理由』(BSジャパン)にゲスト出演しており、今回がドラマ初共演。「高橋克典さんには実際自分の兄弟子のような頼もしさ、自信と安心感があり、一緒にお庭作業をしたくなりました」と撮影を振り返り、「自分を演じるという簡単そうに聞こえて意外と難しいことにチャレンジし、新たな村雨辰剛が見られるのでぜひお楽しみに!」とアピールしている。
<村雨辰剛(本人役)コメント>
◆初めて“本人役”を演じられた感想は?
作品がフィクションであってもその中に本当の自分が存在すると言うのは、不思議で斬新な感覚でした。本当の自分の独立とそれに伴うたくさんの選択が作品の中の自分と重なり更に現実との境をぼかし、これはひょっとしたら将来の自分の姿なのか?どこが現実でどこがフィクションかというのを楽しみながら撮影に参加させていただきました。
◆今回の撮影で、特に心がけたことは?
やっぱり本職の自分を見せたいので、演じるというよりは普段の自分らしさを出そうと思ってもそれはカメラが回ると意外とできない事に気が付き、新しい事に挑戦できて楽しかったです。
◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
いつも自分がお庭の仕事で伺う施主様のような環境にたくさんの人数、撮影隊や演出の方でにぎやかで明るい現場でした。
◆“兄弟子”=高橋克典さんの印象をお聞かせください。
高橋克典さんには実際自分の兄弟子のような頼もしさ、自信と安心感があり、一緒にお庭作業をしたくなりました。兄弟子と違う所をあえて言うならかっこ良すぎるところくらいでしょうね。
◆高橋さんと2人で生け垣を剪定するシーンもありましたが、村雨さんから伝授されたことは?
職人の技は慣れです。何百回、何千回も同じ事を繰り返して、磨いて、身につける技なので一瞬ではなかなか覚えられません。そのため、高橋さんには短い時間の中なるべく基本をお伝えさせていただきました。
◆ファンへのメッセージをお願いいたします!
皆さん、多くの場面でのご視聴と応援にいつも感謝しています。今回の作品には自分を演じると言う簡単そうに聞こえて意外と難しい事にチャレンジし、新たな村雨辰剛が観られるのでぜひお楽しみに!
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