昨年の『M-1グランプリ』で見事頂点に輝いたミルクボーイが、2月14日(金)放送の『快傑えみちゃんねる』(カンテレ)に初登場。
番組冒頭、上沼恵美子は「ミルクボーイは天才的なネタ。2人でゼロからネタを作っていると聞いてびっくりしたわ。コーンフレークであれだけ引っ張るなんて、昔の漫才の発想にはなかった」と大絶賛。2016~2017年にかけて『快傑えみちゃんねる』の前説を務めていたこともあり、内海崇は「ずっと前説していたので赤い椅子(出演者席)に座ることができてうれしい」と凱旋出演を喜んだ。
M-1優勝以来、何と1か月に53本の番組に出演。「1か月で10年分働かせてもらっています」と空前の大ブレークに戸惑い気味のミルクボーイに、上沼は「それはご祝儀みたいなもので、問題はここから。フリートークの力量が試される。今日が1つの正念場よ」とプレッシャーをかける。
そんな中、出演者の関根勤から突然、「駒場(孝)君は今の橋幸夫さんに似てる、内海君は昔のコント55号の坂上二郎さんに似ているよね」と指摘されると、駒場は瞬時に橋幸夫の顔真似を披露。スタジオを大いに沸かせ、「橋幸夫さんに似ていると言っていただいて、僕の新たな可能性を見出していただきました」と喜んだ。
テーマトーク「芸能界やっちまったな事件簿」では、内海は年末の『ワイドナショー』で共演したさだまさしから直々に、さだ司会の番組への出演を依頼されたが、初詣客で道が混んだためスタジオに到着できず、電話だけの出演になってしまったと告白。「M-1優勝後、いろいろ夢にも思っていないことがありましたが、まさかさださんをドタキャンするとは…」と悔やんだ。
一方の駒場はテーマトーク「直したくてもなかなか直らない私の○○」で、縁起を担いでしまう癖があることを告白。漫才がウケた日は、その前日の行動をルーティンに加えて、次のステージの前日にはそっくりそのまま再現するというが、M-1では勝ち進むたびにルーティンが上乗せされていき、決勝の際には下着、靴下、私服、食べ物、水など、細かくなりすぎたルーティンの再現にひと苦労だったと明かした。
予定調和なし、真剣勝負のトークが繰り広げられる『快傑えみちゃんねる』で、ミルクボーイはフリートークの腕前を発揮できたのか。
『快傑えみちゃんねる』
カンテレ(関西ローカル)
2月14日(金) 後7・00~8・00
ゲスト:関根勤、はるな愛、今井マサキ、パンサー尾形、いとうあさこ、ミルクボーイ