映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」の公開直前イベントが行われ、千葉雄大と白石麻衣が登壇した。
本作は、2018年に公開された北川景子主演の映画「スマホを落としただけなのに」の続編。前作で事件を解決に導いた千葉演じる刑事・加賀谷が主人公を務める。加賀谷の恋人・美乃里を白石が演じ、迫りくる新たな恐怖を描く。
千葉は先日行われた完成披露試写会を振り返り「本作を引っ提げて、初めて皆さんの前に立たせていただいたんですけど、結構グっと来ちゃって。スマホの中から登場する演出だったんですけど、1人だったので緊張したし『カッコよく出て行ってください』って言われて、ポケットに手を突っ込んでみたりした」と。
白石も「私もすごく緊張してました。普段グループで舞台に立つのとは違って、1人で立っていたので、本当にどうしようかと思ったんですけど、皆さんが温かく迎え入れてくださったので、すごく楽しんでできました」と語った。
エゴサーチをしているという千葉は「僕たちも宣伝する時に、ミステリーな作品なので、なかなか内容を話せない。エゴサーチとかで(表現を)勉強している」と明かした。
周りの人からの反響を聞かれた白石は「マネージャーさんがみんな見てくれていて『面白かったよ』っていう反応を頂けて、すごくうれしかった。メンバーには、みんな忙しくてまだ見てもらえていなくて…。生田絵梨花ちゃんが『早く見せて!』と言ってくれているので、見せてあげられるかな」と。
2人のコンビネーションについて問われると、千葉は「エゴサーチの結果なんですけど、僕たちのやりとりがお見合いみたいって言われている」と。白石が「“千葉さん”って呼んでるんですけど、公開日までにもうちょっとフランクになりたいと思っていて…。何かありますか?」と振ると、千葉は「よく“バーチー”って呼ばれてますね。でも、千葉でも!」と提案。さらに「僕はなんて呼んだらいいですかね?現場では“白石さん”って呼んでたけど、実は裏では“まいやん”って呼んでた」と明かすと、白石は「じゃあ、“バーチー”と“まいやん”で」と呼び方が決まり、その後の会話をあだ名で呼び合うことに。
イベントでは、会場に集まった132品の若者たちに「スマホ&SNSに関する意識調査」を実施。千葉と白石も一緒にYes・Noの札を使って質問に答えることに。
「デート中に相手がスマホをずっと触っているのはアリ?」「SNSやマッチングアプリで出会うのはアリ?」「SNSで告白するor告白されるのはアリ?」という質問にそれぞれ回答した。
千葉から「3日に1回の連絡でもアリか?」という質問が出されると、72人がYesという結果に。この結果に「結構多い!」と驚く2人。Yesを出した千葉は「よく友達にも連絡が遅いと言われる。後回しにしちゃって、どんどん遅れていっちゃう。トンチ効いた返しをしたいときは余計に考えちゃって…」と。Noを出した白石は「私も遅いほうなんですけど、3日は…」と語った。
白石からは「SNSに付き合っている人との写真を上げるのはアリか?」という質問が。これには、71人がYesと回答。この結果に、白石は「思ったより多い!」と言いつつ、自身がNoを出した理由として「私だったら、あんまり見せたくないなって思っちゃう。友達のを見るのありだけど、パートナーから載せたいって言われても嫌かな」と。千葉もNoを出し「別れたらどうするんだろうって思う(笑)」と明かした。
これらの質問の結果に、千葉は「肯定的な方がすごく多いのかなと思った。いいことも絶対にあると思うので、すてきだなと思いました。あとは、トータライザーの意味がないんですけど、1人ずつ押した人の話を聞いてみたかった」と。白石も「今の若い方たちって、私が思っているのとは違うんだなって思って、勉強になりました」と語った。
最後に、白石が「この映画は最後まで展開が読めないお話になっているので、友達と一緒に見て、ちょっとドキドキしたり、恋人と一緒に見て、ハラハラしたり、いろんな見方ができると思う。ぜひ1回とは限らず、何回も見てもらえたらいいなと思います」と。
千葉は「今回、恋愛のお話とかをさせていただいて、この映画もミステリーの楽しさもありつつ、ラブストーリーの要素もあるので、充実している方はより膨らませて。充実していない方は『大丈夫ですよ』と包み込むような優しさもある映画です(笑)。フリーWi-Fiをつなぐところから事件が起きるんですけど、スマホをいつ落としたのか注目して見てもらえたら、より一層リア充になれると思います」と締めくくった。
映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」
2月21日(金)全国東宝系で公開