加藤清史郎主演映画『#ハンド全力』個性あふれるフルキャスト解禁

エンタメ総合
2020年02月13日

 加藤清史郎主演の映画『#ハンド全力』のフルキャストが解禁された。

 熊本在住の高校生・清田マサオは、夢中になれるものもなく、幼なじみの岡本とスマホをいじるだけの無気力な日々を送っていた。ある日、マサオが震災で離ればなれになってしまった親友タイチと3年前に仮設住宅前で一緒にハンドボールをしていた写真をアップすると、その投稿に思わぬ熱いコメントが続々と集まりだす。それに気をよくし「#ハンド全力」とハッシュタグを付けたころ、全国からさらに“善意”が寄せられ、大きな反響を呼ぶ。マサオと岡本の二人はSNSを盛り上げるためだけに、廃部寸前の男子ハンドボール部部長・島田と再建に向け奔走するのだが―。SNSをきっかけに再開したハンドボールを通して、人の優しさや強さ、絆の大切さを知り成長していくマサオ。バズって、走って、恋をして、地方で今を生きる瑞々しい青春映画が誕生する。

 監督は、『アフロ田中』で長編映画デビューし、『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』『君が君で君だ』など話題作を次々と発表、枠に捉われない作風は国内外から評価が高く、劇団ゴジゲン主宰や5月刊行「またね家族」で小説家デビューを果たすなど多岐に渡って活動する松居大悟。本作では、オリジナル脚本で熊本県でのオールロケを敢行。SNSに翻弄されながらも本当に大切なものに気付き、成長していく高校生たちの姿を独自の視点で生き生きと描き出した。

 主演・加藤清史郎のほか、醍醐虎汰朗、佐藤緋美、坂東龍汰、鈴木福、甲斐翔真ら今後の飛躍が楽しみな若手実力派俳優たちが結集する本作。今回、さらに傑物ぞろいのフルキャストが解禁された。

 主人公・清田マサオと幼なじみでSNSに懐疑的な女子ハンドボール部員・黒澤に、河瀨直美監督最新作『朝が来る』でも主要キャストに名を連ね、その高い演技力が評価されている蒔田彩珠。女子ハンドボール部のエースで、マサオがほのかに好意を寄せる七尾にベルリン国際映画祭W受賞『37 Seconds』や村上虹郎とのW主演『ソワレ』など話題作への出演が続く芋生悠。倦怠感を漂わせながらも奮闘する部員たちを支える男子ハンドボール部顧問・吉牟田に橋口亮輔監督の『恋人たち』主演で新人賞を総なめにし、以降着実にキャリアを重ねる篠原篤。「#ハンド全力」のSNS発信に共鳴するコンビニ店員に、お笑いコンビ・デニス植野行雄。また、世間の注目を浴びる男子ハンドボール部員たちをテレビ番組で追跡するリポーターに、熊本県出身のお笑い芸人プー&ムー・おたこぷーとおさむが本人役で出演。

 そして、お調子者だけど芯は強いマサオの兄、アニウエに振り幅の広い巧みな演技力で昨今のドラマや映画で目覚ましい活躍をみせる仲野太賀。天真爛漫で底抜けに明るいアニウエの恋人テルテルには、アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』主演声優などさまざまなジャンルで活躍する若手実力派女優・志田未来。生徒に厳しく接しながらも親身に寄り添う女子ハンドボール部の熱血顧問市川に、幼少時から第一線を走り続ける本格派女優・安達祐実。

 また、お喋り好きでその場にいるだけで周りを明るくするマサオの母親にふせえり、無口だけれど息子を優しく見守る父親に田口トモロヲと、名バイプレイヤーのベテラン2人が息の合った夫婦を演じている。

映画『#ハンド全力』(ハッシュタグ ハンドゼンリョク)
5月22日(金)シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー

<出演>

加藤清史郎 醍醐虎汰朗 蒔田彩珠 芋生悠 佐藤緋美 坂東龍汰 鈴木福
篠原篤 植野行雄(デニス) おたこぷー おさむ(プー&ムー) 岩本晟夢 磯邊蓮登 渕上晃/甲斐翔真 田中美久(HKT48) 宮﨑大輔 / 仲野太賀 志田未来 安達祐実 ふせえり 田口トモロヲ

監督:松居大悟
脚本:松居大悟 佐藤大

公式サイト:http://handzenryoku.com/

©2020「#ハンド全力」製作委員会

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