大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)に出演する吉田鋼太郎からコメントが届いた。
吉田が演じているのは、主に畿内を中心に勢力を広げる戦国武将で、“戦国三大梟雄”の1人と言われた松永久秀。軍事政治両面で力を発揮し、荒々しく、したたかな生き方で、若き光秀(長谷川博己)に大きな影響を与える存在だ。
松永は、先週放送された第5回で再登場すると、ツイッターで「松永久秀」がトレンド入りするなど話題に。吉田は放送後の反響について「うちの家内から、『鋼太郎さんのお芝居は、良いときと悪いときがあって、私はそれをよく分かっているけど、今回は良いときなので、自信を持ってやって』と言われました(笑)」と明かしている。
大河ドラマに長期にわたって出演するのは今回が初めてという吉田。「大河ドラマは子供のころから大ファンだったので、そこに出演できるのはとてもうれしいことですし、光栄なことだと思っています。戦国時代ファンの方々の期待を上回れるよう、精いっぱい、松永久秀を演じたいと思っています」と語った。
また、2月23日(日)放送の第6回の見どころについて「第6回では久秀の立ち回りのシーンがあります。結構長い立ち回りで、すごく時間をかけて、いろんな角度から撮影しました。きっと血湧き肉躍る映像になっていると思いますので、ぜひご期待ください」とアピールした。
さらに今後については「皆さんが期待しているであろう“爆死”は今『ボンバーマン』って言われているんですよね。時代なんでしょうね、松永久秀が『ボンバーマン』と言われるなんて(笑)。まだ台本がありませんので僕自身も分かりませんが、もし爆死のシーンがあったら、ぜひ派手に爆死したいと思います。僕自身も楽しみにしています」と久秀が茶道具を抱えて爆死したというエピソードに触れ「松永久秀はこれからまだまだ出てきます。皆さん一緒に『麒麟がくる』を楽しみましょう」とメッセージを送っている。
第6回「三好長慶襲撃計画」では、将軍・足利義輝(向井理)も列席する連歌会で、時の権力者・細川晴元(国広富之)による松永久秀(吉田鋼太郎)と三好長慶(山路和弘)の暗殺計画があることを光秀(長谷川博己)は知る。
京の町の安寧が崩れることを恐れ、光秀は館に潜入し三淵(谷原章介)と藤孝(眞島秀和)らと協力して、松永らを救うことに。そこで傷を負った光秀は、東庵(堺正章)の診療所へ運び込まれ、駒(門脇麦)と久しぶりの再会を果たす。
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・45
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