大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)に出演する吉田鋼太郎、眞島秀和、山路和弘、門脇麦からコメントが届いた。
2月23日(日)放送の第6回「三好長慶襲撃計画」では、松永久秀(吉田)と三好長慶(山路)の暗殺計画から2人を救うため、光秀(長谷川博己)と三淵藤孝(眞島秀和)が奮闘。4人を中心に激しい立ち回りが展開された。
松永久秀役の吉田は、撮影について「初めての大がかりな立ち回りでしたので、わくわくしたり、緊張したりしていました。僕らは立ち回りについては素人なので、リハーサルでは、(立ち回り専門の)アクションチームの方たちがわりと動きをこちらに合わせてくれるのですが…本番になったとたん、動きの速さが1.5倍になるんですよ!『おいおい、話が違うじゃねーか!』って(笑)。恐ろしい思いをしましたが、とても楽しかったです」と振り返っている。
さらに「このシーンでは、長谷川博己さん、谷原章介さん、眞島秀和さんと一緒でしたので、楽屋がとても盛り上がっていました。『みんなで集まれてうれしいね。飲みに行きたいね』なんて、話をしていました」と撮影の裏側を明かした。
細川藤孝役の眞島は「大人数での立ち回りでしたので、とにかく自分がシーンの足を引っ張らないように食らいついていきました。また、何度も共演させていただいている吉田鋼太郎さんも一緒でしたので、緊張感と安心感を持って現場に臨みました」と。
三好長慶役の山路は「長い一日でした。当日、殺陣がリハーサルとは随分変わっていたので、目を白黒させてしまいましたが、受け身が殆どの動きでしたので、うーむ…なんとか。2日後。恐ろしいばかりの筋肉痛でございました(笑)」と語った。
また、第6回の終盤では、傷を負った光秀が美濃に帰る途中、寺で駒(門脇麦)と一夜を明かした。このシーンについて門脇は「火を焚くという描写は台本にはなく、監督のアイディアで足された設定でした。揺れながらだんだんと消えていく炎が駒の心情と、歌と、ぴたりと重なって、あのシーンの空気感を丸ごと包み込んでくれたように思います」と語っている。
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・45
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