玉城ティナ「気楽にいける一人旅が好き」

ドラマ
2020年03月03日
『そして、ユリコは一人になった』

 3月5日(木)スタートのドラマ『そして、ユリコは一人になった』(カンテレ)で主演を務める玉城ティナが、大阪のカンテレ本社で記者会見を行った。

 本作は、ある高校に代々伝わる「ユリコ様伝説」によって起きる連続死の真相を追うミステリードラマ。第18回『このミステリーがすごい!』大賞でU-NEXT・カンテレ賞を受賞し、特別審査員を務めた佐藤二朗がドラマ化にあたりクリエイティブ・アドバイザーとして参加した。

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 今作がミステリードラマ初挑戦となる玉城は、自身が演じる嶋倉美月について「美月は謎めいているんですけど、ある意味ストーリーテラーのような役割もしていて、1番視聴者の方と近いキャラクターでもあるのかなと思っています。ミステリアスである以上に、もっと奥が深い役柄に見えるように表情や声の出し方で、他のキャラクターと差別化ができるように心がけました」と印象を語った。

 また、「最初にお話を頂いたときに、ユリコ様の役なのかなって勘違いしました(笑)。けれど読み進めていくと、美月の方が私にぴったりだなと思いました。ミステリアスさだったり、何を考えているのか分からない感じは、自分で出しているつもりはないんですけど、周りに言われたりするので、自分と良いふうに合わさって、美月というキャラクターになれたらと思いました」と話し、会場の笑いを誘った。

 さらに、ドラマタイトルにちなんで、一人で行動することがあるかを問われると「一人で旅行も行きますし、もちろん一人でごはんも食べます。一人っ子なので一人でいる環境がすごく当たり前で育ってきているので、楽しんで一人の時間を過ごしています!スケジュールにあまりしばられずに、気楽に行ける一人旅が好きです」とアクティブな一面を明らかにした。

 また、クリエイティブ・アドバイザーとして作品に参加する佐藤の印象を聞かれると、「佐藤さんは想像通りの方で、佐藤さんがいらっしゃると現場がめちゃくちゃ明るくなりました。佐藤さんはドラマにも出演されるので、そこも見どころのひとつだと思います。どういう役で出演されるのか、美月との関わりは何なのか、注目してもらいたいなと思います」と。

 玉城は、最後に「ユリコはなぜ一人になる必要があったのか。“ユリコ様伝説”によって人がどんどん淘汰されていくと知っている状態で、人が極限の状態になったときにどういう行動をとるのかという、人間ドラマの側面も併せ持つ物語です。話を重ねていくごとに緊迫感も増していきますし、ミステリーとしても想像しがいのある作品だと思うので、ぜひ皆さん推理しながら見ていただきたいなと思います」とPRした。

『そして、ユリコは一人になった』
カンテレ(関西ローカル)
3月5日(木)スタート
毎週木曜 深0時25分~0時55分
※初回のみ、深0時26分よりスタート

出演:玉城ティナ、岡本夏美、小越勇輝、紺野彩夏、柴田杏花、森迫永依、天野はな、大原梓、中尾有伽、野々村はなの、小平大智、平岡祐太

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