映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』メインビジュアル完成

エンタメ総合
2020年03月04日

 劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』のメインビジュアルが完成した。

 人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年と、コンプレックスを隠すマスク少女。何の変哲もない郊外のショッピングモールを舞台に出会った2人が、言葉と音楽で距離を縮めていく、ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーだ。

 メインキャストには初映画・初主演・声優初挑戦となる市川染五郎と、若手トップ女優の杉咲花。さらに、声優界の大御所・山寺宏一、今をときめく実力派声優の花江夏樹、梅原裕一郎、潘めぐみ、中島愛、諸星すみれが脇を固める。監督には、『四月は君の嘘』『クジラの子らは砂上に歌う』などを手掛け、繊細で叙情的な演出に定評のあるイシグロキョウヘイ。バンド活動した経歴を持ち音楽にも造詣が深いイシグロが、言葉×音楽をキーワードに少年少女の「ひと夏の青春」を描く。

 広がる空の青さが印象的な新ビジュアルは、キャラクターデザインの愛敬由紀子による描き下ろし。染五郎演じる内気な俳句少年チェリーと、杉咲演じるマスク少女スマイルを中心に、年齢層も人種もさまざまなキャラクターたちが生き生きと描き出されている。床に描かれるタギングにも要注目。初夏のさわやかな日差しを感じるような、甘く始める青春色満載のビジュアルとなった。

 また、音楽情報も解禁された。本作の主題歌を手掛けたのは、注目バンドnever young beach。土着的な日本の歌のDNAを残しながら、洋楽に影響を受けたサウンドと極上のポップなメロディ、そして等身大の歌詞で高い人気を誇る彼らが、作品タイトルと同名となる「サイダーのように言葉が湧き上がる」を書き下ろした。

 さらに、監督が「シナリオを書いているときにずっと聞いていた」という大貫妙子が劇中歌「YAMAZAKURA」を書き下ろしで提供するなど、豪華アーティストが勢ぞろい。また、音楽を務める牛尾憲輔の劇伴も収録したオリジナルサウンドトラックが5月13日に発売予定となっている。

 そして、大人気声優・神谷浩史と坂本真綾の参加も明らかに。市川染五郎、杉咲花、そして山寺宏一ら豪華声優陣にまた新たな協力キャストが加わった。神谷は『クジラの子は砂上に歌う』から引き続き、坂本は初のイシグロ監督作品への参加となる。

『サイダーのように言葉が湧き上がる』

5月15日(金)全国ロードショー

©2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

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