『鈍色の箱の中で』(テレビ朝日(土)深3・00)がクランクアップを迎えた。
篠原知宏さんの同名LINEマンガが原作。同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちが織り成す、初恋をテーマにした偏愛ラブストーリー。ヒロイン役の久保田紗友をはじめ、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩と実力派の若手キャストが集結している。
5人は、マンションのエントランスでのシーンでそろって撮影を終えた。久保田は「毎日一緒にいて、本当の幼なじみのような存在でした!」と感慨深げにあいさつ。最年少で、最初は緊張していたという望月は「あまり演じたことのない役で新鮮な毎日でした」と振り返り、岡本は「お芝居も待ち時間も楽しかったです!」、萩原は「仲の良いチームでとても楽しかったです」と充実した様子。最後に神尾が「このメンバーでできてよかったです!」と締めくくった。
最終回は3月14日放送。最終回放送直後には、ビデオパスでディレクターズカット版が配信される。地上波版の1.5倍のロングバージョンで、ラストに重要なシーンを追加した“もう一つのエンディング”も収録されている。
<最終話(3月14日(土)放送)あらすじ>
姿が見えなくなっていた利津(神尾楓珠)を屋上で見つけた美羽(久保田紗友)は、思い詰めて自暴自棄になった彼にキスをする。屋上に駆けつけてきた基秋(萩原利久)は、その瞬間を目撃してしまう。その頃、悟(望月歩)は、ある事実をあおい(岡本夏美)から追及される。
いっぽう、美羽と利津のキスに動揺を隠せない基秋は、綾芽(筧美和子)に呼び止められ…土曜日に集会室で「抱いてほしい」と懇願される。綾芽は、基秋を含め、美羽、利津、あおい、悟の5人のキス写真を盗撮しており、流出させると脅迫をしてきたのだ。
そんな中、美羽の発案で季節外れの花火をすることになった5人。それぞれが自分をさらけ出すことで、深い絆を取り戻していく。しかし、思い悩む基秋は、綾芽との約束の土曜が近づき、重大な決断を下す。さらに、美羽にも胸に秘めた決意があって…。
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