3月21日(土)放送の『新美の巨人たち』(テレビ東京系)は、古都・奈良に建つ日本を代表する寺院・法隆寺の美しさに迫る1時間スペシャル。
毎回、作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ、旅人=アートトラベラーが足を運び、作品の秘密やアーティストの人生に迫る『新美の巨人たち』。
3月21日の1時間スペシャルは、旅人・佐野史郎が、法隆寺で生まれ育った「劇団☆新感線」の看板女優・高田聖子の案内で、奈良県の法隆寺の時空を超えた美しさに迫る。
飛鳥時代、聖徳太子が作り上げた世界に誇る仏教空間は、何故1300年にわたり私たちの心をひきつけているのか。前半は法隆寺の本堂であり、世界で最も古い木造建築・金堂の物語、後半は作者不明の国宝・百済観音誕生の謎を中心に、その美をひもとく。今回特別に撮影が許された金堂の内部映像は必見だ。
旅を終え、佐野は「金堂釈迦三尊像や夢殿の秘仏百済観音像などから解き明かされるこの国の真実とファンタジーに幻惑されました」と感想を。高田も「生まれたときから法隆寺に暮らしていたのに、初めて入った金堂をはじめ、お寺の印象が変わる旅でした」と振り返った。
<林祐輔プロデューサー コメント>
法隆寺、聖徳太子、金剛力士像…大人から子供まで誰もがよく知っているはずですが、今回の放送は、知らなかたことのオンパレード。特に、法隆寺を作ろうとした聖徳太子の決意、その時代背景は、まさしく新型コロナウイルスで揺れる今の日本を彷彿させるものがあります。困難に直面した時、為政者はどうすべきか?そのヒントにもなるのではないでしょうか。ぜひご家族でご覧ください。
『新美の巨人たち 1時間SP「法隆寺の秘宝」』
テレビ東京系
3月21日(土)後10・00~11・00
旅人:佐野史郎
案内人:高田聖子
ナレーション:市川実日子
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