3月21日(土)に最終回を迎えるオトナの土ドラ『パパがも一度恋をした』(フジテレビ系)の放送に先立ち、主演の小澤征悦、塚地武雅、本上まなみ、福本莉子が見どころを語った。
最終回「おっさんフォーエバー!後編」では、おっさん多恵子(塚地武雅)の中にいる多恵子(本上まなみ)が天国に戻ってしまうまでわずかとなった日々が描かれる。おっさん多恵子の外身の川上辰夫(塚地武雅/二役)が指名手配で警察から追われていることを知り、山下家は最後まで大騒動。そして、ついに多恵子との別れの時がやってくる。
<小澤征悦 コメント>
撮影現場で最終回の台本をいただいて前室で読み始めたのですが、だんだん涙腺が緩んできて、重要なシーンになった途端に思わず号泣してしまいました。照れ隠しもあり、メイクさんには「花粉のせいだから」と言いました(笑)。素晴らしい台本で、観てくださる方に温かい気持ちが伝わるといいなと思っています。
テレビドラマにおいて、『パパ恋』ほど笑いあり涙ありの振れ幅が大きい作品は少ないと思います。スタッフ、キャスト一丸となって取り組み、みんなの力を結集させた傑作が出来上がりました。絶対に後悔させない最終回になっていると信じています。
<塚地武雅 コメント>
人は誰もが別れを経験しますし「亡くなった人が戻ってきたらいいのに…」と考えることもあると思います。最終回は「みんなおっさん多恵子のような形で見守ってくれているよ」と感じられて、気持ちが前向きになる内容に仕上がっていると思います。
僕はおっさん多恵子とその外身・川上辰夫という二人の人生を演じたことで、人は誰しもドラマがあって生きているということをあらためて感じることができました。最後まで笑いと涙が詰まっているので、ぜひご覧いただきたいです。最終回はリハーサルの段階から涙が止まらなくなるほど…。演じている僕らがそんな感じでしたので、観てくださる方にもその感動や人を愛する気持ちが届けばいいなと思っています。
<本上まなみ コメント>
話が進むにつれて「おっさんの姿で帰ってきた多恵子は、最後はどうなるのか?」とよく聞かれるようになりました。ハートフルな作品の裏にある「きっと最終回で何かが起きる」という予感。切ない気持ちになったり、「別れを観るのがつらい」と感じたりしている方も多いようです。
最終回は、家族で過ごしたかけがえのない時間を通じてお互いが大切な存在であることを再認識することができた山下家が描かれていて、幸せを感じられる内容です。
『パパ恋』をきっかけに、大切な人と過ごしている時間をより大切に思っていただけたらうれしいです。私自身、『パパ恋』に関わった時間はとても幸せでした。このかけがえのない経験を抱えてまた次の現場に行きますが、一緒に過ごした日々は心に残っていくと思います。
<福本莉子 コメント>
最終回の見どころはずばり…全部です(笑)。『パパ恋』を観たことがない方も、最終回だけでも十分楽しめると思います。
私は台本を読んだ時から、ラストシーンは自然と涙が出てきました。亡くなったママがおっさんの姿になって戻って来るなんて現実ではありえない設定ですが、深い家族愛が感じられる最終回に仕上がっています。
『パパがも一度恋をした』
フジテレビ系
最終回・第8話 3月21日(土)後11・40
出演:小澤征悦、塚地武雅、本上まなみ、福本莉子/塚本高史、麿赤兒
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