4月8日(水)放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)に、青山学院大学長距離ブロック・原晋監督が出演する。
オリンピックでの日本勢は、2004年アテネ金メダルの野口みずき以来、メダルさえ獲得できていない。そこで番組では、日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦が過去に出演した際の「駅伝は日本マラソンの強化につながらない」という発言をVTRで紹介。瀬古は「駅伝で走るのは20キロまで。(マラソンは)練習量も気持ちもその3倍、5倍は頑張らないと走れません」とコメントしていた。
VTRの終了後、MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一からコメントを求められた原監督は「軽い」と一刀両断。さらに反論として「箱根駅伝がなければジュニアアスリートが長距離を志しません」とコメントし、これにはMCの武井壮も「もし箱根駅伝がなかったら、いまの長距離の記録はもっと低くなっていた」と同意する。
さらに原監督は「箱根駅伝のコースにはアップダウンがあるから実際は30キロのレースをしたくらいの負荷がかかっている。大学生のときに30キロレース仕様の体を作り上げることができる。あとは実業団で残りの12.195キロの体を作ればいいんです」と解説する。
この反論には小杉も「完全に瀬古さんを論破しました」とコメント。武井は瀬古に向けて「もし、もう一度反論があったら番組にお越しください!(原監督と)同時に出演していただきたい!」と訴える。
『戦え!スポーツ内閣』
MBS
4月8日(水)後11・56~深0・53
©MBS