「看護の日」である5月12日、「看護の力で健康な社会を!」をテーマに展開する世界的なキャンペーン「Nursing Now」の公式ソングを、アーティストで音楽プロデューサーのつんく♂が手掛けることが発表された。
自らも喉頭がんのため声帯を摘出した闘病体験を持つつんく♂は、日々奮闘する看護職への応援歌、病気と闘う人への元気ソング制作を目指し、新型コロナウイルス感染症の拡大が本格化する以前の昨年末から準備を進めていたという。タイトルは「元気の歌」で10月に正式発表となる。
また、歌に加えて老若男女問わず、誰もが楽しく踊れる振付ダンスも同時に発表される予定で、今後、BS日テレのミニ番組での主題歌として、また日本看護協会およびNursing Nowキャンペーン実行委員会参加団体のSNS、YouTube等での発信、Nursing Now記念イベントでの紹介などが行われる。
<つんく♂ コメント>
今回は私「つんく♂」をNursing Now公式ソングのプロデューサーとして任命いただき、とても光栄に思っております。
とにかく自由な発想で、つんく♂らしくお願いしますと一任されておりますので、超張り切って制作させていただいております。
そんな私ですが、6年前に大病し、病院のベッドでしばらく過ごす日々がありました。
声帯を摘出したので、話せないことは手術前からわかっていたことですが、それより何より手術後の痛みが強烈で我慢なりませんでした。
そうすると体だけでなく、心まで病んで行くんですね。
「ああ、つらいな」って。
でも、僕はある時気がつきました。
カラダは病気だったけど、今は回復に向かってる。
なのに何を落ち込んでるんだろう…
「そうだ、心はいつでも元気になれる。心が元気かどうかを決めるのは俺だ!」
今回のプロデュースの依頼があり、真っ先に思い出したことがその事でした。
今回のこの曲は看護師の皆さまにも歌っていただきたいんですが、看護師の皆さんの応援ソングであるんですが、でも、やはり看護師の皆さんが世の中の全ての人にお届け出来るようなそんな元気ソングを制作いたしました!
今、世の中が大変緊張感のある時期です。
僕たちに出来ることは限られおりますが、どうぞ、皆さまのお力で世の中に「元気」をお届けしていただきたくそう思います!
どうぞよろしくお願いします!
日本看護協会:https://www.nurse.or.jp/