5月14日(木)の『バリバラ』(Eテレ)は、 新型コロナ問題を考える生放送の第3弾として「新型コロナ 子ども相談室」と題し、子供たちの疑問に答えていく。
『バリバラ』は、「みんなちがって、みんないい」をコンセプトに、多様性のある社会を目指し、毎回さまざまなテーマを掘り下げて考えていくバリアフリー・バラエティ。出演は山本シュウ、玉木幸則ら。ナレーションは俳優の神戸浩と、ドラァグクイーンのベビー・バギーが担当している。
今回は、休校が続く今、さまざまな特性の子供たちから番組に寄せられた「家にいることが苦しい」という声に応える「新型コロナ 子ども相談室」を放送。「生活で予定変更が続き、パニックに(自閉症)」「家にいても体を動かしたい(肢体不自由)」「マスクでみんな何を言っているか分からない(聴覚障害)」などの問題をどう乗り切るのか。専門家や同じ環境にいる人たちがつながり、知恵を出し合う。
自閉症や発達障害がある子供は、いつもの生活の“こだわり”や“日課”のリズムが崩れてしまいがち。そこで、自閉スペクトラム症の子供の心理に詳しい専門家が、写真やイラストなどのビジュアルを使って子供に今の状況を分かってもらうワザを伝授する。
また、学校や施設で行っていた運動やリハビリができなくなって、筋力が落ちてしまう子供も多い。そうなると歩く際のバランスが取れなくなってけがをするリスクも。そんな問題を解決するため、理学療法士や障害者アスリートが、家で楽しく体のバランスを保つ“体幹”を鍛えるための運動を考案する。スペシャル応援団として、りゅうちぇる、秋元才加、義足のパラリンピアン、大西瞳も登場する。
『バリバラ』「新型コロナ 子ども相談室」
Eテレ
5月14日(木)後8・00~8・30
©NHK