関西を露新に活動する劇団Patchの新公演となるZoom生演劇「ロックダウンスパイ」が、5月29日(金)から上演されることが決定した。
結成から8周年を迎える今年、2020年を“8(パッチ)YEAR”と題してさまざまな企画を行っている『劇団Patch』メンバー8人(中山義紘、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、尾形大吾、藤戸佑飛)。
新公演「ロックダウンスパイ」は、新型コロナウイルスにより劇場の閉鎖が相次いでいるなかで“今だからできる公演”として、オンラインノミ製作実行委員会とタッグを組み“演劇×連ドラ”をコンセプトにしたZoom生演劇として全5話が上演される。
演出はお笑い芸人シャカとしてデビュー、2009年からは、ペンネームでさまざまな舞台作品を展開するA・ロックマン(大熊ひろたか)。脚本は小説家・高殿円が担当する。
<劇団Patch・中山義紘 コメント>
劇団Patchの中山義紘です。初の連ドラ、初のリモート芝居、初のスパイもの。この緊急事態を劇団Patchはプラスに変換し初体験だらけの今作に挑戦します。僕たち劇団Patchは、演劇で大阪を元気に!日本を元気に!するために関西から様々なエンターテインメントを発信しております。
「今年の劇団Patchはひと味違うぞ!!」と今年4月に劇団結成8周年をむかえ、2020年を8(パッチ)yearと題し、様々な企画で関西から日本を元気に!と企てていた企画がすべて練り直しになりました。しかし、落ち込んではいられない。自分たちは何ができるのか…劇団員たちで何度もミーティングを重ね、でてきた答えはまず自分たちが元気な姿を見せる!!ということ。
そんな時にお誘いいただいた今回の作品!脚本の高殿円さんには劇団公演を何度も観てもらい、顔を合わせ劇団員1人1人の個性を知って頂いており、近い将来一緒に作品作りしたい!!とお互いに言い合っていた間柄。
演出のA・ロックマンことシャカの大熊さんとの出会いは今から8年前。劇団イベントで初めてコント作品をお客さんの前で披露したのが大熊さんの脚本作品だったのでまさか8年越しのこのタイミングで再び出会う事になるとは!!縁ってこんな形で繋がるんだと感動。
高殿さん×大熊さんが作り出すこの『ロックダウンスパイ』は劇団Patchにとって活動してきたこの8年間のあの頃と今を繋ぐ心に焼き付く作品になる予感がして胸が弾みます。このはちゃめちゃなスパイ達の物語を見てステイホームしながら少しでも笑顔と元気を届けられるよう劇団Patchはいつだって全力です。是非とも刮目してご覧ください!!
<演出家 A・ロックマン コメント>
今回、『ロックダウンスパイ』演出を担当するA・ロックマンこと、シャカ大熊です!コロナの影響を受け、舞台が5本飛び、どうしようか悩んだ挙げ句、ギリギリのところでたどり着いたのがこの「Zoom演劇」。誰も答えがわからないまま手探りで進み続けていた作品に、たまたま目をつけてくれたのが、脚本家の高殿さん。そして、高殿さんが是非一緒に仕事がしたいといって猛烈に推薦してきたのがPatch。僕はその名前に胸が熱くなりました。なぜなら、今から8年前、僕も担当してもらっていたマネージャーが大阪エリアの担当になった時に、すごいグループが居るから力を貸して欲しいと言われ、最初、脚本を提供していたのがそのPatchだったのです。大変な目に合わされているコロナですが、裏を返せば、それがなければ、絶対に出会うことが出来なかった座組。しかも、今回は演出として、あのPatchと一緒にやれることを楽しみにしていると同時に、成長したPatchにナメられないように必死で頑張ります!!!
劇団Patch
Zoom生演劇「ロックダウンスパイ」
第1話 5月29日(金)から生演劇スタート
作品URL:https://match-ing.jp/lockdownspy/
<公演日程>
1話:5月29日(金)、30日(土)、31日(日)
後10・00開演(後9・30開場)
2話:6月5日(金)、6日(土)、7日(日)
後10・00開演(後9・30開場)
3話:6月12日(金)、13日(土)、14日(日)
後10・00開演(後9・30開場)
4話:6月19日(金)、20日(土)、21日(日)
後10・00開演(後9・30開場)
5話(最終話):6月26日(金)、27日(土)、28日(日)
後10・00開演(後9・30開場)
1話(上映時間25分)×全5話
価格:888円(税込)
<出演者>
中山義紘、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、尾形大吾、藤戸佑飛
<スタッフ>
作:高殿円
演出:A・ロックマン
<ストーリー>
某国から潜入し、それぞれ独自の活動を続けているスパイたち。
しかし、突然のウイルスの大流行、国境閉鎖、非常事態宣言により、当初の予定通りの任務が行えなくなってしまった。
本国はこの緊急事態に対処するため、特定の日の午後10:00から30分だけ、ネット上でスパイたちが、各国のハッキングを恐れることなく、情報交換をできる場所を提供することにした。しかし、その部屋は、既に日本の公安警察によってマークされていたのだ。
それぞれ身分を偽って潜伏していたスパイたちは、任務を続行するため、やむなく『その場所・生存戦略会議室』に現れた。
果たして彼らはどんな人物で、日本でどんな活動をしているのだろうか。
そして、本国による、極秘日本攻略のプロジェクトとは。