HTBノンフィクション『たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~』(HTB)が6月27日(土)後1時30分から放送される。
この番組は、6月11日放送の『テレメンタリー2020 タンチョウ ふたたび』の続編として、タンチョウたちのその後を追ったドキュメンタリー。
かつて絶滅寸前まで追い込まれた国の特別天然記念物「タンチョウ」。今年5月、そのヒナが札幌近郊の長沼町にある「舞鶴(まいづる)遊水地」で確認された。開拓以来、空知では100年以上ぶりで、人工的に作られた施設にタンチョウを呼び、繁殖させるまでに至ったのはおそらく世界でも初めてといわれている。
きっかけは“わが町にタンチョウを呼び戻す”活動を始めた14人の農民たち。当初は町民からも笑われたという、遊水地をタンチョウが住める環境に作り変えるという前例のないこの活動。番組では、その中心人物である加藤幸一さん(68)の姿を通して、米や野菜を作る農民が減農薬、減肥料などに取り組みながら、地域の自然環境を次世代の子供たちに残そうと奮闘する取り組みを、田園の四季折々の美しい映像を交えて描く。
ナレーターには、森さやかアナウンサーのほか、『水曜どうでしょう』の藤村忠寿・嬉野雅道両ディレクターも参加。独特の2人のトークを感じられるナレーションで番組を盛り上げる。
HTBノンフィクション『たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~』
HTB(北海道ローカル)
2020年6月27日(土)後1時30分~2時25分
ナレーター:森さやか(HTBアナウンサー)、藤村忠寿、嬉野雅道
番組ホームページ:https://www.htb.co.jp/hn/