山中伸弥教授が新型コロナについて語る『サワコの朝』6・27放送

エンタメ総合
2020年06月26日

『サワコの朝』

6月27日(土)放送の『サワコの朝』(MBS/TBS系)は、京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授がリモート出演する。

今年3月に“山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信”サイトを開設した山中教授。あらゆるメディアで新型コロナウイルスの情報を発信すると、6月には所長を務める京都大学iPS細胞研究所が、新型コロナウイルスの第二波に備え、大阪府と連携協定を締結。大学の検査機械を大阪府に貸与し、感染歴を調べる抗体検査の共同研究を行うなど、人々と社会を“新型コロナ”から守るべく活動に努めている。

『サワコの朝』

今回は、そんな山中教授が京都のiPS細胞研究所からリモートで出演し、研究者として、このウイルスをどう見ているのかを語る。

山中教授にとって新型コロナウイルスは専門外だが「大変なことになる可能性があると思った」と、ウイルスの性質が明らかになるにつれ危機感を持ったと言う。

「2月末に一斉休校やイベントの自粛が要請され、(政府の対応の早さが)素晴らしかった。でも、“この1、2週間が山場です”と国民に呼びかけたことに“1、2週間だけ”我慢すれば良いのだという誤解があったと思う」と指摘。これまで発生したウイルスを例に挙げ、「僕は、ウイルスの専門家じゃないけど、恐怖に似たような感覚をものすごく覚えた」と話し、山中教授が抱く新型コロナウイルスへの“2つの危機感”を明かす。

その後、研究所の広報や家族の反対を押し切る形で新型コロナウイルスの脅威を発信。メディアに出ていく中では、安倍晋三総理や専門家会議の副座長を務めた尾身茂さんとも対談した山中教授は、他国に比べ死者数が少なかった要因を“ファクターX”と呼び、その解明の重要性を訴えた。

「必ず出口はある。5年後には絶対終わっている」と語る山中教授の真意に迫る。

『サワコの朝』
MBS/TBS系
2020年6月27日(土)前7・30~8・00

©MBS

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