新型コロナウイルスの影響で公演中止が発表されていた舞台『-4D-imetor(フォーディメーター)』が、来年8月に東京、大阪で上演されることが決定した。
公演は当初の予定と同様、生駒里奈と池田純矢のW主演。作・演出・主演を務める池田は、「(公演中止を決定した時は)もう二度と立ち上がれないかも知れない、信じて進んできた道程は行き止まりだったのかも知れない、そんな絶望感にさいなまれました」と当時の心境を吐露。それでも「望んでくれる人がいる、待っていてくれる人がいる、その事実が今回の再始動に結び付いたのだと強く感じます」と前を向いた。
また、「今このタイミングで発表させていただいたのは、皆様と少しでも早く同じ景色を見つめ、共にこの未来を歩みたいと思ったからです。たった1つの出逢いが、たった1つの想いが、運命を変える大きな一歩になる事を、エンターテインメントにはそんな力がある事を、僕は信じています」と業界の一日も早い回復を願い、力強いメッセージを。池田と共にW主演を務める生駒は「上演の日を充電満タンで迎えられるよう精進して参ります!! 皆さまもぜひ楽しみに待っていてください!!」と笑顔でコメントを寄せた。
再始動決定を受けて、7月1日(水)放送の『ピーコ&兵動のピーチケパーチケ』(カンテレ)に池田が急遽リモート出演。MCの兵動大樹から「再始動おめでとう!」と声をかけられると、「どこよりも早く『ピーチケパーチケ』でお話させていただきたいと思いまして!」と笑顔の池田は、「まだ1年以上先ですが、『-4D -imetor』自体、準備期間に1年、2年とかけてきましたので、それをもう一度動かそうと思うと、それくらいの馬力が必要かなと思います」と。
さらに、「ブラッシュアップできる時間が頂けたので、この期間を無駄にしないために、より洗練されたものにできるよう脚本は常に精査していきます。まだ1年先なので、これから半年後に出てくるイリュージョンマジックの技術や新たな論法を盛り込んでいけたら」と意気込みを語った。
プライベートでも親交のある『ピーチケ』レギュラーの中山優馬から「自粛期間のモチベーションは、どうやって保っていたの?」と質問されると、意外な本音を漏らしスタジオが笑いに包まれる場面も。他にも、自粛期間中にキャンセルできなかった稽古場で行っていた創作活動や、あらためて強くしたエンタメへの思いなどについてもたっぷりと語る。
公演情報
エン*ゲキ #05『-4D–imetor』
2021年8月、東京・大阪で上演
作・演出:池田純矢
主演:生駒里奈×池田純矢
WEB
公式HP:https://enxgeki.com/
番組情報
『ピーコ&兵動のピーチケパーチケ』
カンテレ
2020年7月1日(水)深1・25~