ティモンディとJA共済とのコラボレーション企画として、家事を工夫してできる本格的な野球トレーニング「家事トレ」に挑戦する動画が、YouTubeチャンネル「ティモンディベースボール TV」で順次公開される。
JA共済連では、未来を担う子どもたちの健康で健全な育成や豊かな地域社会づくりを目的に、日本リトルリーグ野球協会および日本リトルシニア中学硬式野球協会に協賛している。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により十分な練習ができず、自宅で過ごす時間が多い子どもたちのために、家でできる効果的な野球の練習方法や、“野球”という絆でつながる全国の人たちからのメッセージなどを発信するコンテンツ『HOME BASEBALL』を特設サイトにて公開中だ。
そのコンテンツ第2弾として芸人・ティモンディを起用したコラボレーション動画「ティモンディの家事トレ」を、7月1日(水)より「ティモンディベースボール TV」にて順次公開していく。
本動画は、済美高校野球部の同級生として出会ったティモンディの2人が、家事を工夫してできる本格的な野球トレーニング「家事トレ」に挑戦するコラボレーション企画だ。「家事トレ」は、アスリートのトレーニング分析を行っている筑波大学の川村卓准教授が監修。一流アスリートも取り入れているトレーニングを、家事をしながら実践できる。
今回は、JA共済とのコラボレーション企画ということで、ティモンディの高岸宏行は、トレードマークの“オレンジ”を封印し、JA共済カラーの“グリーン”の衣装で登場。
肩甲骨の可動域を広げる「窓拭きトレーニング」、投球時のリリース力を高める「買い物袋トレーニング」、変化球を投げる技術を磨く「コップ拭きトレーニング」、股関節の強化と柔軟性がアップする「床拭きトレーニング」に挑戦し、トレーニング後のピッチングやバッティングの変化を検証する。「家事トレ」実践後の2人の変化に注目だ。今回の企画について、ティモンディの2人に訊いたインタビューは下記を参照。
<動画>
【家事トレ第1弾!】お家で簡単!窓ふきトレーニング
<ティモンディ インタビュー>
◆撮影を終えての感想を教えてください。
前田:我々は基本的に公園とかでキャッチボールをするので、こうやってわざわざ場所を借りて野球をさせてもらったりとか、こんなトレーニング方法あるんだよみたいなのを(聞けたりしたことで)僕らがそもそも勉強になったね。
高岸:そうね。JA共済さんがおっしゃる「相互扶助」という言葉には、僕たちにとってもですし、家事をすることでお家の方だったり、そして少年野球の団体の方にも貢献していこうという姿勢がすごく感じられて、僕自身も勇気をもらえたし、すごく勉強になりました。
前田:そもそも、我々も勉強になったからね。こういうのを通じて、他の人にも「こういうトレーニング方法があったんだ」というのを知ってもらえる良いきっかけになったかなと思いました。
◆実際に「家事トレ」を体験してみていかがでしたか?
前田:やっぱり、家事ってそもそも大変なんだなというのを実感するのも当然なんですけれども、そこをちょっと工夫しただけで野球に応用できるみたいなところは、何でもちゃんと考えれば応用できるんだなというのは感じたね。
高岸:グラウンド以外でもこんなところに練習方法、成長する種が落ちているんだって、本当に感動しました!
前田:いわゆる監督さんとか、各チームの指導者の方に教えてもらう練習法以外でも、自分で考えて、それこそ(家事を)手伝いながらとか、何かをしながら、その中で自分のためになる練習法みたいなものが、多分もっといっぱいあるんだろうなというのも実感したので、引き続きもし今後機会があったらお家の方を手伝いながらとか、自分のことを成長させていくプラスアルファで何かできるようなものがあったら紹介していけたらいいね。
高岸:野球だけじゃなくてもいろんなチャンスだったり、成長のヒントがいろんなところに落ちていると思うので、センサーを張っていきたいなと思いました。
◆お2人は普段「家事トレーニング」はしていますか?
前田:僕は本当にもう家でひたすら本を読んだりとかしていて、トレーニングは全くしていないんですけど、高岸は家で普段トレーニングは何してるんだっけ?
高岸:僕は公園で色んな方とジャンプを一緒にしたり、ストレッチをしたり、フットワーク系のメニューで体幹を鍛えたり、あと(相方と)時間が合うときは一緒に遠投をしたりして、練習をしてます。
前田:公園でよくやっているので、なんか「名物おじさん」みたいになってきているんですけど、派手なオレンジ色でトレーニングをしていたりするので。そういう意味でも、子どもたちともそこで交友があったりするよね?
高岸:(子どもたちと)お互いに「やればできる!」と言い合って、鼓舞し合って、高め合ってます。また、(子どもたちがやっている)プニプニの野球をたまに混ぜてもらったりしています。
◆お2人は普段、「家事」はやられていますか?また、得意ですか?
前田:僕は高校に入ってからずっと一人暮らしをしていて、高岸もそうなんですけど、実家で生活をしていないので、そういう意味では、洗濯、料理も含めてやらなければいけないことはたくさんありました。正直家を離れるまでは親がやっていたので、大変さみたいなものは全然気付かなかったんですけど、高校に入って入寮して、自分のことを自分でやらなきゃいけなくなってからは、その大変さみたいなのはすごい感じたよね。
高岸:そうね。僕自身はお家があまり裕福ではなかったというのもあって、母親がパートを掛け持ちでやっていたので、家事をやることが(もともと)多かったですが、家事にこんなトレーニングのヒントがあるっているのは今回初めて知ったので、いい体験になりました。
前田:「家事トレ」でそういうのが発見できたというのは、当時もし知れてたら、もうちょっと高岸(が)成長できてたかもしれないもんね。
高岸:でも今知れたっていうことがよかったから、これから活かしていきたいです。
前田:今は、それこそ忙しいときとかは、ロケ先でお弁当とかをいただいたりすることが多いんですけど、やっぱりこの時期は家にいる時間が僕らも多くなるので、そういう意味では、高岸も洗濯とか好きだしね。
高岸:洗濯と掃除は大好きなので、これからもトレーニングの一環として、続けていきたいと思います。
◆お2人は済美高校の野球部出身ということで、高校野球の思い出もあるかと思います。今年の夏は残念ながら甲子園が中止になってしまったというところで、球児たちへのメッセージをお願いします。
前田:もちろん今の球児の子たちが心を痛めているのを僕らが分かってあげられるとは当然言えないんですけど、その中で僕らが強いて言えるとすれば、当然勝ち負けにこだわって練習していた分、ショックなものはあると思うんですけど、勝ち負けが全てかと言われたらそこだけじゃないもんね、高校野球の大事なところは。
高岸:そうね。今はどうしても挫折の気持ちだったりを持ってしまうと思うんですが、これをはね除けていくことで、より人間的にも成長できますし、何が大事かというと甲子園に向かって、みんなで同じベクトルで絆を一つにして練習をしてきたこと、この過程こそが甲子園だと思うので、これからも前向きに頑張って欲しいなと応援しています。
前田:この経験が全て水の泡だったかって言われたら、社会人になったときとか、それこそ大学に入ったりとか、新しい目標を設定したときに、頑張り方を知れてるっているのは、本当にやってきた積み重ねが、今後活きるものではあるからね。
高岸:これからの人生に必ずプラスになるので、これからどんどん成長していくことも間違いなしだし、楽しいことがいっぱい待っているので前向きにやって欲しいです。
前田:そういうことを高校生たちに、3年生も含め伝えたいなと思いますね。
◆この動画をご覧になる、野球を頑張る子どもたちへのメッセージをお願いします。
前田:今の時期、とても環境的に、僕らの小さいころと比べるとなかなか大変だとは思いますけれども、今後良くないことが起きたりとか、環境(が原因)でいろいろ引っ越ししちゃったりとか、自分の環境でやれることが限られちゃったりすることってたくさんあると思うので、その中で何ができるのかが大事だよね。
高岸:今は少し制限されているなと思うかもしれないですけど、このようにJA共済さんみたいに少年野球全体を盛り上げようとしてくれている方たちがいっぱいいます。みんなは一人じゃないんで、今できることをしっかり考えて、ベストを尽くしていってください。みんななら、やればできる!
<WEB>
「HOME BASEBALL」特設サイト:https://social.ja-kyosai.or.jp/baseball/