8月8日(土)から3日間上演される朗読劇「もうラブソングは歌えない」に古川雄大、葵わかな、中尾明慶、平岩紙、松本利夫(EXILE)、野波麻帆、田中俊介、大塚千弘の参加が決定した。
本作は「男女の距離」をテーマに、テレビ界・映画界・演劇界で活躍するクリエイターによる脚本・演出で4つの物語を上演する朗読劇。登場人物は男一人と女一人の二人だけ。上演は各回2演目、2組のキャストが見られる2本立てとなり、一つの作品を日によって違うキャストが演じることもあるという。さらに、ライブ配信、アーカイブ配信も決定している。
第1弾キャストとして出演が発表された佐々木蔵之介、小池栄子、稲垣吾郎、勝村政信、木村多江、りょう、門脇麦、YOU、三宅弘城、マキタスポーツの10人に加え、第2弾キャストとして古川雄大、葵わかな、中尾明慶、平岩紙、松本利夫(EXILE)、野波麻帆、田中俊介、大塚千弘の参加が決定し、計18人で新しい演劇のカタチに挑む。
大島里美脚本、石井康晴演出の「ひとりのふたり」は、佐々木蔵之介と小池栄子、勝村政信と木村多江が出演。音楽教室で出会った独身男女のもどかしい恋の20年の物語が描かれる。
三島有紀子脚本・演出の「カラマツのように君を愛す~小説『しあわせのパン』より」は、稲垣吾郎と門脇麦が出演。生きづらさを抱えた男と女が、北海道を舞台に少しずつ心を通わせていく。
足立紳脚本・演出の「大山夫妻のこと」には、りょうと三宅弘城、YOUとマキタスポーツ、中尾明慶と平岩紙が出演。売れない脚本家の夫と元売れない女優の妻のセックスレスをめぐる数夜の出来事が描かれる。
土田英生脚本・演出の「Re:」には、田中俊介と大塚千弘、松本利夫と野波麻帆、古川雄大と葵わかなが出演。間違いメールから始まった10年の愛の軌跡が描かれる。
出演者コメント
古川雄大「Re:」
豪華なキャストがそろって繰り広げられる朗読は、見応えのあるものになると高揚しています。
演出の土田英生さんご指導のもと、葵わかなさんと「Re:」の世界をみなさまにお届けできるよう、僕自身の役割を果たせるように精進して稽古に臨みます。
葵わかな「Re:」
朗読劇というジャンルに関わることができてとてもうれしいです。
配信なども含めて、今だからこそ届けられる作品になるよう、楽しみながら頑張りたいです!
松本利夫(EXILE)「Re:」
朗読劇「Re:」に出演させていただくことになりました。
久しぶりの朗読劇、そして舞台。
昨今の状況の中、なかなかエンターテインメントを届けることが難しいですが、それでも前に進むために、安全対策をしっかりとし、万全の体制で挑みたいと思います!
とにかく今ワクワクしていますし、ものすごく楽しみです!
お相手の野波麻帆さんと、支え、支えられ、頑張りたいと思います!
ぜひ、劇場に足を運んでいただけたらと思います。よろしくお願いします。
野波麻帆「Re:」
久しぶりの朗読劇。楽しみでなりません。
初めましての方々と良い時間を共有しすてきな作品を届けられますように!
田中俊介「Re:」
今回のお話をいただいた時、全身の細胞がブワッと開き息を吹き返した感覚になりました。舞台に立てる!と。溜まりに溜まった表現の飢えが暴走しないようしっかりと抑制し、丁寧に演じたいと思います。今、舞台に立たせていただけることへの感謝の気持ちを忘れずに、皆さんと一緒に生の舞台を楽しみたいと思います。
大塚千弘「Re:」
ガラケーの時代、メールでのやり取りで件名が“Re”で埋め尽くされていたのを思い出します。
間違いメールから始まった、男と女の10年にも渡るやり取り。笑えて、ドキドキして涙して。その10年の想いを皆さまと劇場で共有出来ると思うと今からワクワクしています。一緒に幸せな時間を過ごしましょう。
中尾明慶「大山夫妻のこと」
久々の朗読劇になりますが、夫婦のリアルな会話、小さいようで大きな問題の中に喜怒哀楽の全てを詰め込み短い時間皆さまに楽しんでいただけたらなと思います。今回ご一緒させていただく、平岩さんは女優さんとしてもとても尊敬してますしドラマでもご一緒させていただいてるので、安心して言葉をぶつけていきたいなと思います。ぜひ皆さまよろしくお願いいたします。
平岩紙「大山夫妻のこと」
このような大変な状況ではありますが、お客様に届けられる場所をいただき感謝しております。気心知れた楽しい中尾さんと、新たな挑戦ができる喜びを胸に、スタッフの皆さんと良い作品になるよう励みたいと思います。
スタッフコメント
脚本・演出 三島有紀子「カラマツのように君を愛す~小説『しあわせのパン』より」
どんな時も“毎日”を続けようとしたいなあ。よく眠り、朝には起きて、食事の支度をして、観て、読んで、語りそしてまた、眠る。それをくり返す。そしてそれら全ては、いつ失くなるかわからないから、記録する。
そんなことをうすぼんやり考えていたとき、この企画のお話をいただきました。初めてのことばかりですが、稲垣さんと門脇さん、振付の平原さんと素敵なスタッフなので、自分が一番楽しみにしているかもしれません。劇場を感じ、また、劇場の空席一つひとつにも来たくても来れないという方の姿を感じながら作ろうと思います。
振付 平原慎太郎「カラマツのように君を愛す~小説『しあわせのパン』より」
三島監督の世界は静かでありながら温度があり、この大変な時期に気づきを与えてくれる印象があります。
北海道で繰り広げられる世界を伝えるお手伝いをと思っております。
脚本・演出 足立紳「大山夫妻のこと」
自分にとって初めてのことに挑戦で大変緊張していますが、楽しい出し物にできればと思っています。
脚本・演出 土田英生「Re:」
朗読劇はこれまでに何本もやってきました。「Re:」も様々な出演者で再演を重ねましたが、今回、大幅に書き直しを行いました。初めて組ませていただく素敵な俳優さんたちと共にメールだけの物語をお届けします。
脚本 大島里美「ひとりのふたり」
人生に波が訪れても、ひとりひそかにしずめて、やさしく生きているふたりの物語です。
あたたかい作品になればと思います。
演出・総合演出 石井康晴「ひとりのふたり」
未曽有の困難に直面している今だからこそ、語られるべきラブストーリー。大島さんが紡いでくれたのはそんな素敵な物語です。愛すべき登場人物たちの「二十年愛」をストレートに演出したいと思います。
公演情報
朗読劇「もうラブソングは歌えない」
2020年8月8日(土)~10日(月・祝)
会場:国際フォーラム ホールC
<公演スケジュール>
8月8日(土)後0・30開演
「大山夫妻」三宅弘城×りょう
「Re:」田中俊介×大塚千弘
8月8日(土)後5・00開演
「カラマツのように君を愛す」稲垣吾郎×門脇麦
「大山夫妻」マキタスポーツ×YOU
8月9日(日)後0・30開演
「Re:」松本利夫(EXILE)×野波麻帆
「ひとりのふたり」佐々木蔵之介×小池栄子
8月9日(日)後5・00開演
「カラマツのように君を愛す」稲垣吾郎×門脇麦
「ひとりのふたり」佐々木蔵之介×小池栄子
8月10日(月・祝)後0・30開演
「ひとりのふたり」勝村政信×木村多江
「Re:」古川雄大×葵わかな
8月10日(月・祝)後5・00開演
「大山夫妻」中尾明慶×平岩紙
「Re:」古川雄大×葵わかな
<チケット料金>
劇場:6000円(税込・全席指定)
配信視聴券:3000円(税込)
企画・製作・主催:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/event/moulovesonghautaenai/