劇団Patchとカンテレがタッグを組み、関西から全国に向けて演劇ムーブメントを発信する『カンテレ×劇団Patchプロジェクト』を始動。その第一弾として、大阪と東京でオリジナル音楽朗読劇の上演が決定した。
劇団Patchは、“演劇で大阪を元気にしたい!”という志の下、関西を拠点にさまざまなエンターテインメントを発信する演劇集団。劇団名は、関西弁で一生懸命を意味する“必死のパッチ”に由来しており、メンバーはワタナベエンターテインメント所属の中山義紘、井上拓哉、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、近藤頌利、田中亨、納谷健、尾形大吾、藤戸佑飛の12名。本格的な芝居を見せる演劇活動以外にも、テレビやラジオなどのレギュラーを持ち、幅広く活動している。
上演が決定した音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」は、近未来での“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、衝撃の事実にたどり着くラブ・サスペンス。演出・プロデュースを担当する木村淳(カンテレ)は、今回の劇団Patchとのタッグについて「“エンタメコンテンツの地産地消”。本当の意味で関西発のエンタメコンテンツの発信をしたいと思いました。関西弁を話す役者でなく、ここに生きている役者たちと組みたかったのが協働を決めた理由です」とコメントしている。
いっぽう、メンバー最年長の中山は劇団Patchの強みを「0から1を生み出せる人と、1を100に出来る人がそろっているところ」と語り、「コロナ禍において、動きたくても動けずに悶々と日々を過ごし、ある種今回、猛獣の様な爆発力を持っている劇団Patchを縛り付けている鎖を壊し“行っておいで”と暴れるチャンスを頂けたような感覚で心が踊ります」と鼻息を荒くする。
『まんぷく』『わろてんか』など朝ドラにも出演経験のある井上は「偉そうですが言わせてください…やっと、世間の皆様が劇団Patchに気づいてくれる。そう、言い切れる程熱いパッションを持っている劇団Patchです。一度ハマると抜けられない沼に、常に泥臭い我々劇団Patchが導くので、楽しみにしていてください!」と熱い意気込みを語った。
本作は、2020年12月26日(土)、27日(日)にサンケイホールブリーゼで3公演、2021年1月28日(木)~31日(日)に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで6公演を上演。チケットの一般発売は10月を予定している。
今後は毎週水曜深夜に放送中のイベント情報番組『ピーコ&兵動のピーチケパーチケ』(カンテレ)をはじめとするカンテレ番組にメンバーが出演するほか、本日の始動から舞台が出来上がるまでのプロセスに完全密着する動画配信などもスタート。また、8月8日(土)の午後8時8分からはイベント公式HPでメンバーが始動日の8月8日(土)に撮影した動画メッセージが発信される予定となっている。
公演概要
カンテレ×劇団Patchプロジェクト
音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」
2020年12月26日(土)、27日(日)@サンケイホールブリーゼ
2021年1月28日(木)~31日(日)@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
主催・企画・製作:関西テレビ放送、ワタナベエンターテインメント
WEB
イベント公式HP:https://www.ktv.jp/event/8patch/
劇団Patch公式HP:https://www.west-patch.com/about/