8月16日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、アートユニットのオーバーオールズに迫る。
まだ先行きの見えない社会で、2人は“アートの力”で、前向きな変化をもたらそうとしている。
オーバーオールズのキャンバスは、企業のオフィスから、ビルの壁やカフェの壁などさまざま。中でも、近年増加し、時代を象徴する仕事が「オフィスアート」。かつての仕事場をアートで彩ることとで新たな場を作り出し、社員の団結を高めたり働く意欲を高めたいという企業が増えているのだとか。
その絵を描くのが、山本勇気。「自分の表現がどうだとかいうより、喜んでもらってナンボ」と言う40歳。そして、コンセプト作りから営業も行うのが、アートと社会の懸け橋と自認する赤澤岳人、38歳だ。
「見た目はアレですが、僕らは真面目さが売り」という2人が生み出したアートが、この夏、サラリーマンの街・新橋の一画を彩ることになった。JRの駅にオープンするコンコースの壁画。テーマは“働く大人たちへのエール”となった。
番組では、今年3月に帰宅困難区域が解除された福島県・双葉町での仕事にも同行。復興に動こうとする街で、「よそ者」であることの責任感と重圧を感じつつ、2人が“今できるアート”を模索していく姿を追う。
<アートユニット/オーバーオールズ プロフィール>
2016年、大阪府にて「オーバーオールズ」を結成。
かつて、建築パース国際コンペティションで大賞を受賞した建築パース作家・山本勇気が、大手人材会社で営業部リーダーを務めていた赤澤岳人とアートイベントで出会い意気投合。その後、商業施設・公共空間の壁画でアートを手掛け、現在はオフィスに企業理念などを描くオフィスアートに注力している。
2018年、世界50都市で行われているライブペイントを競う「アートバトル」日本大会で優勝。今年参加する予定だった世界大会は、コロナの予定で延期に。