8月28日(金)、オンラインイベント「学研キッズフェス」(8月22日(土)開催)で配信されたYouTubeライブ「さかなクンとエコチャレンジ!ギョうてんマイバッグをつくろう」(協賛:環境省)のアーカイブ動画が「学研キッズネット」(https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/eco-challenge/)で公開された。
このYouTubeライブには、環境省のキャンペーン「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」で「環境省プラごみゼロアンバサダー」を務めるさかなクンが出演。子どもたちにプラスチックごみが海の環境や生物に与える影響について説明した。
また、使い終わったカレンダー、クリアファイルなど身近なものを材料にしたマイバッグの作り方を紹介してレジ袋削減を呼びかけた。
今回公開された動画は「授業編」と「お絵かき編」の2本。
「授業編」では、さかなクンが「ギョギョっとびっくりな光景を撮ってきました」と話すと、空き缶、空き瓶、ビニール袋など多くのごみが打ち上がった鹿児島県の海岸の写真を紹介。
また、深海魚のミズウオが描かれた1枚の絵を掲げ「ミズウオは大きな口で獲物を食べるので、ごみを間違って食べてしまう」といい、さらに岩手県久慈市で遭遇したサメは「ふらふらになって網にかかっていたんです。頭にプラスチックごみが巻き付いていたんですね。海のごみは深刻です」とプラスチックごみで苦しむお魚たちの姿を伝えた。
「お絵かき」編では、使い終わったカレンダーで作ったマイバッグに、さかなクンがお魚の絵を描くライブペインティングを披露。
今回描いたのは、“ホウボウ”で「大きな胸ビレが特徴。敵を感じると大きな胸ビレを広げて体を大きく見せるんです。胸ビレは左右にうちわを付けたように描きます」「お魚は鼻の穴もちゃんとあるので忘れずにね」とさかなクンならではの目線で描くコツも伝授した。
そして「ぜひともお店ではレジ袋を断って、自分で作ったマイバッグを持ってお買い物に行きましょうね!」と呼びかけた。
「学研キッズネット」のアーカイブページ(https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/eco-challenge/)では、配信で紹介した「カレンダー」「クリアファイル」「スカーフ」を素材にしたマイバッグの作り方ページへのリンクも張られている。
親子で動画視聴を楽しみ、マイバッグ作りにチャレンジしてみてはいかがだろうか?
さかなクン プロフィール
国立大学法人東京海洋大学名誉博士・客員准教授
お魚の豊富な知識と経験に裏付けされたトークでテレビ、新聞など各メディアで活躍。全国各地で講演を行っている。
2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献。さらに海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞。
2020年より環境省プラごみゼロアンバサダーを務める。
環境省「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」
http://plastics-smart.env.go.jp/rejibukuro-challenge/