藤村忠寿ディレクター コメント
本当は9月に2年ぶりのキャラバンをやるつもりでした。
春ごろから数々のイベントの中止が早々に発表される中、私は「右にならえで簡単に中止を決めることはしたくない」と、実施の可否はキャラバン1か月前の8月頭に決定することとし、それまでは「あくまでもキャラバンは実施の方向で準備を進める」ことにしました。
7月上旬までは感染者数が減り続けており、実際のところ「これは実施できそうだ」と予想しておりました。 実施に当たっては、ソーシャルディスタンスを取るため2m四方ほどの敷物を来場者に売りつけて、各自がそこに座って十分な距離を取ってゆっくり過ごしてもらうことを考えておりました。また、グッズ売り場に並ばないように、グッズは手広く用意せず、「福袋」と題して祭で売れ残った在庫品を詰め合わせたものだけを用意し、有無を言わさずそれだけを売りつける、ということも考えておりました。
ところが7月下旬からご存知の通り状況が一変し、キャラバンの実施を中止と決定しました。
いや、私はね、どうでしょう藩士諸君であれば「全国が注目する、コロナ禍でのイベントの見本のような
ものができるだろう」と思っていたんです。「さすがどうでしょうさん!お客さんの意識が違いますなぁ」と言われるようなね、そういうキャラバンができるんじゃないかと思っていたんです。でもね、こればかりは受け入れ側の各自治体の事情もありますからね、実施はやはり無理だと判断しました。
しかしながら、こちらは早々に中止を決めることなく、ギリギリまで実施を模索しておりましたから、当然今年のキャラバンTシャツ、タオル、そして大量の福袋を製作してしまっておるわけでございます。
さぁーどうしましょう。
これはどんな手を使っても売り切らないといけない。
ということで、お客さんは呼べないが、WEB上でキャラバンをやり、大いにグッズを買ってもらうことを主目的とした「エアキャラバン」なるものを開催することにしました。
お客さんはいないが、いるような体で「いらっしゃいませー!」と声を張り上げて、死にものぐるいで在庫品を売ってまいります。
生配信ならではの「特売タイムセール」なども画策しておりますので、どうぞみなさま!どしどしWEB上でお集まりを!
イベント情報
「水どうエアキャラバン in 赤平2020」
<開催日時>
2020年10月3日(土)正午スタート予定(終了時間未定・夜の部も予定)
2020年10月4日(日)前10時スタート予定(終了時間未定)
<開催形式>
無料生配信(無観客)
<ネット販売>
キャラバングッズ、水曜どうでしょうグッズ福袋、他 ※カード決済のみ
<出演>
『水曜どうでしょう』
藤村忠寿ディレクター、嬉野雅道ディレクター、onちゃん 他
<ライブ出演>
樋口了一、古澤剛、打首獄門同好会、Rihwa、黒色すみれ ※順不同