劇団Patchとカンテレがタッグを組んだ『カンテレ×劇団Patchプロジェクト』の第一弾となる音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」に、ヒロインとして谷村美月と入山法子の出演が決定した。
本作は、近未来での“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、衝撃の事実にたどり着く様を描くラブ・サスペンス。
谷村と入山がWキャストで演じるのは、劇団Patchのメンバーが演じる主人公から、ある疑惑を持たれる“彼女”役。「想像を掻き立てるような役柄」と語る谷村は、「今までに演じたことのない役柄なので、いろいろな方の意見を取り入れてみたいなと思っています」と意気込みを。入山は「音楽朗読劇という枠組みに見合った、体から音楽を感じられるような“彼女”になれば」とコメントを寄せた。
一方で劇団Patchとの共演について入山は「演劇と地元への愛が深い、とても熱量のある劇団だなと思いました。公演初日には、わたしもバリバリ関西弁をしゃべれるようになっているといいな。いや、なっているでしょう。なんでやねん!」と埼玉出身ながら見事なノリツッコミで表現。
メンバーの井上拓哉とはカンテレのドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語』で共演経験のある谷村も「年齢的に近い方々とお仕事をする機会があまり多い方ではないので、ご一緒できるのが楽しみ」と期待を込めた。
2人のキャスティングについて、演出を担当する木村淳(カンテレ)は、谷村を「“ただ、そこに在る”ことができる女優」とし、入山は「意外と…と言ってしまうと失礼なんですけど(笑)、歌が抜群にうまい」と冗談を交えつつ説明。「しっかりとした技術と豊富な経験値を有するお2人を迎えて、荒削りながらも限りのないポテンシャルを秘める劇団Patchのメンバーたちがどんな化学反応を起こしてくれるのか、非常に期待しております」とコメントした。
音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』は、2020年12月に大阪のサンケイホールブリーゼで、2021年1月に東京の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演。メンバーの尾形大吾と藤戸佑飛が本作をもって劇団Patchを卒業するため、現メンバーがそろって出演するのはこれが最後となる。
公演情報
カンテレ×劇団Patchプロジェクト
音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」
2020年12月26日(土)、27日(日)
大阪 サンケイホールブリーゼ
2021年1月28日(木)~31日(日)
東京 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
作:古家和尚
演出:木村淳(カンテレ)
出演:劇団Patch(中山義紘、井上拓哉、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、近藤頌利、田中亨、納谷健、尾形大吾、藤戸佑飛)/谷村美月・入山法子(Wキャスト)/青山郁代、秦コータロー、齋藤晋介
WEB
イベント公式HP:https://www.ktv.jp/event/8patch/
劇団Patch公式HP:https://www.west-patch.com/about/