「東京ドラマアウォード2020」授賞式が行われ、助演男優賞の佐藤健、助演女優賞の伊藤沙莉が出席した。
2020年1月クールに放送された『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で、主人公が恋をする医師・天堂浬を演じ、そのドSぶりが話題を集めた佐藤。「エネルギーが要りましたし、世の女性たちを胸キュンさせるというミッションを課せられていて(笑)。でも、女心というものが分かるかというと、やっぱり難しい部分があったので、プロデューサーの方たちにどういう風にしたらいいのか、シーンごとに聞きながら演じさせていただきました」と撮影を振り返った。
そんな佐藤に対し、司会の石坂浩二が「後半になるにつれて、だんだん声のトーンを落としているけど、力が入っているのが分かった。前半の怒鳴っているほうが疲れなかったんじゃないかと思って」と問うと、佐藤は「見ていただいてありがとうございます。光栄です!」と笑顔を見せた。
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そして、上白石萌音演じる主人公の一途っぷりには「自然と彼女を見ていると、魅力的な女性だな、かわいいなと思うことができたので、すごくやりやすかったですね。普段言えない言葉を芝居を通して言わせていただけたという意味では、楽しくやらせていただきました」と語った。
2019年7月放送の『これは経費で落ちません!』(NHK総合)で、多部未華子演じる主人公の後輩で、憎めない天真らんまんキャラの佐々木真夕を演じた伊藤は「主演の多部さんをはじめ、部長役の吹越満さんなど、皆さんが自分のお芝居に対して“ここまでやっていいだろう”ということなど、アドバイスをしてくださって。本当に皆さんに作り上げていただいたと思っております」と語った。
『恋はつづくよどこまでも』『これは経費で落ちません!』は、ともに連続ドラマ部門の優秀賞も獲得した。
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