ふぉ~ゆ~主演舞台「放課後の厨房男子 まかない飯とShall we dance?篇」のゲネプロと囲み取材が行われた。
秋川滝美の人気小説が原作の舞台「放課後の厨房男子」シリーズの第3弾。“包丁部”を舞台に、ふぉ~ゆ~扮する男子高校生たちによる料理バトルを描く本作は、歌あり、踊りありの青春物語。11月3日(火・祝)には生配信(見逃し配信あり)されることも決定した。
初日を迎えるにあたり、福田悠太が「毎日これをやるのは疲れるな~っていう気持ちです…。マジか~って感じ(笑)」と本作の運動量とセリフ量の多さに本音をこぼすと、メンバーも「そっち~!?うれしいことじゃないの!?」とびっくり。そんなメンバーの様子に、福田は「素直な気持ちを伝えようと思って」と笑みを浮かべた。
いっぽう、越岡祐貴は「このご時世にお客様に来ていただいて、観ていただくことができるわけですから。僕たちのパワーをむちゃくちゃ届けたい!」、辰巳雄大は「コロナ禍の中で舞台が中止になったりする中、個人的にはこれが一発目の舞台になるのですごく気合が入ってます!この作品は笑いにあふれていて、観たら幸せな気持ちになると確信しています。早くお客さんとこの幸せな時間を共有したい」と意気込んだ。
シリーズ第3弾まで、ほぼ同じキャストで行っているということで、チームワーク抜群のカンパニー。辰巳が「ほぼ家族。会った瞬間に、次の日から本番ができちゃうんじゃないかっていうくらいの空気感。みんなが顕作監督の戦術を理解している」と誇らしげに語る中、10月12日まで「Endless SHOCK -Eternal-」に出演しており、なかなか稽古に参加できなかった越岡が「送られてきた動画を見たんですけど、動画だとなんのこっちゃか全然分からなくて(笑)。もう稽古場に行ってからやろうと思った」と明かすと、越岡と共に舞台に出演していた松崎祐介は「えっ動画来たの?俺、送られて来てないんだけど…俺見てないよ!」と慌てていた。
また、マスク着用での稽古だったため、福田が「昨日劇場入りして、初めてマスクなしでみんなで稽古したんですけど、まぁ~恥ずかしかった(笑)」と振り返ると、辰巳は「マスクをしながらずっとダンスナンバーを稽古していたので体力がついたのか、マスクをとって踊ってみたらすごくピンピンしていて。そういう面では強化されたのでよかったのかも」と明かした。
そして、劇中には本作ならではのユニークな“換気タイム”も設けられており、演出の小林顕作は「観に来てくださった方々が安心して楽しめることはなにかと思って。けっして、換気タイムをネガティブには捉えたくなかったんです。いろんなことが規制されている中、会場まで観に来てくださる方々を守って、良いものを届けたかった。スタッフの皆さんも万全に対策してくださっているので、安心して楽しんでいただきたい」とコメントした。
舞台「放課後の厨房男子 まかない飯とShall we dance?篇」は、11月4日(水)まで東京・大手町 日経ホールにて。その後、11月6日(金)~8日(日)まで大阪・松下IMPホール、11月18日(水)~29日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。