NMB48が伝統芸能「吟剣詩舞」とコラボレーションしたイベント「吟と舞祭り」が、11月1日(日)に日本武道館から無観客無料生配信で開催。その模様が現在、日本吟剣詩舞振興会公式YouTubeチャンネルでノーカット見逃し配信されている。
昭和43年から開催されてきた全国吟剣詩舞道大会。日本武道館を舞台にした吟剣詩舞界最大の祭典だが、今年は新型コロナウイルスの影響により、東日本大震災のあった平成23年以来2度目の中止になっていた。
しかし、「コロナ禍においても形あることができないか」と模索した結果、「吟と舞祭り」の開催が決定し、11月1日(日)に日本武道館から無観客にて無料配信を実施した。
全国から日本を代表する吟剣詩舞道家が集まり、吟詠・剣舞・詩舞の演目が披露される中、ゲストとして大阪城ホールで10周年ライブを行ったばかりのアイドルグループ・NMB48が登場した。「ナギイチ」「ワロタピーポー」など自身のヒット曲を4曲熱唱。
また、今回は目玉として、NMB48と吟剣詩舞の未来を担う若手「吟詠・剣詩舞スーパーチーム」のコラボレーションも実現した。ゲストコーナー最後の楽曲「床の間正座娘」で、スーパーチーム4名がNMB48と同じステージでパフォーマンスを実施。スーパーチームの出演コーナーでも、NMB48のメンバー5名がスーパーチームと共に、剣詩舞を披露した。
パフォーマンス後のメンバーから、コメントも到着。加藤夕夏は「初めて袴を着て、凛とした気持ちになれました。剣はずっしりと重かったですが、斬るときの風を切る感覚がとても気持ち良くて最高でした」と喜びを語る。
菖蒲まりんも「和装で踊ることが初めてでしたが、伝統文化に触れる事が出来て嬉しかったです。刀を持ってパフォーマンスをする事が夢だったので、夢が叶いました」とコメント。
山本彩加は「今日ご一緒したことをきっかけに1人でも多くの方が吟剣詩舞の事に興味をもって貰えたら嬉しいです。またご一緒できるよう私たちも頑張ります」と今後への意気込みを述べた。
NMB48のメンバーは今年9月、本番に向けて神戸の早渕流道場で剣詩舞を特訓。その稽古の様子は「NMB48 剣詩舞への道」と題して、日本吟剣詩舞公式YouTubeチャンネルで動画を公開中だ。
そして、生中継での開催となった「吟と舞祭り」の本番映像が、ノーカットで12月1日(火)までアーカイブされている。期間内はいつでも無料で視聴可能だ(※公開期日は変更の可能性あり)。
<動画>
吟と舞の祭典「吟と舞祭り」日本武道館から無観客生配信!
NMB48剣詩舞への道
<開催概要>
吟と舞の祭典「吟と舞祭り」
2020年11月1日(日)後3・00〜無観客無料生配信
会場:東京・日本武道館
ゲスト:NMB48
出演メンバー(50音順):梅山恋和 / 加藤夕夏 / 川上千尋 / 小嶋花梨 / 清水里香 / 菖蒲まりん / 白間美瑠 / 山本彩加
公式サイト:http://www.ginken.or.jp/