舞台「両国花錦闘士」の主演・昇龍役に原嘉孝(ジャニーズJr.)が決定し、合わせて新キャストとして木村了の出演も発表された。
明治座、東宝、ヴィレッヂというそれぞれ歴史もカラーも異なる3社から、同じ年齢の男性プロデューサー3名が立ち上げた“三銃士企画”第1弾『両国花錦闘士』。原作は、繊細にして流麗なタッチのイラストと独特なユーモアで多くの熱狂的ファンを持つ漫画家・岡野玲子による異色の相撲漫画だ。
本作の初舞台化に当たり、作・演出は、ち密な人間描写と卓越した発想力で近年は歌舞伎の脚本から、劇団四季の演出まで幅広く手掛ける、現代演劇のトップランナーの1人、青木豪が務める。
この度、伊藤健太郎の降板を受け、本作に昇龍の兄・清史役ほかで出演予定だった原嘉孝(ジャニーズJr.)が主演・昇龍役に決定。新たに特別出演として、昇龍の兄・清史役に木村了が出演することも発表された。
共演には大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう、入江甚儀、徳永ゆうき、岸本慎太郎(ジャニーズJr.)、根岸葵海(ジャニーズJr.)、大山真志、橘花梨、加藤梨里香、市川しんぺー、福田転球、伊達暁と、若手からベテランまで幅広いジャンルの個性豊かなキャストが集結。
今回の発表にあたり、主演を務める原は「急遽、昇龍役を演じることになり、正直最初は戸惑いを隠せませんでした」と告白。「ですが、カンパニーの全メンバーがより一層、一致団結し、公演を観に来てくださるお客様方に最高な作品をお届けできるよう、日々、稽古に励んでおります」と語る。
さらに「プレッシャーも当然ありますが、自分らしく、お芝居を楽しむ気持ちを忘れずに稽古含め約4ヶ月間完走したいと思います。今だからこそできるエンターテインメント、今だからこそ表現できる僕たちカンパニーの熱量を、是非、劇場で感じていただけたら幸いです」と意気込みを述べた。
新たに出演が決まった木村了も「素敵なスタッフ・キャストの方達と一緒に、出来うる限りの力を尽くし、脚本段階で面白いこの作品を舞台上で必ず体現させたいと思います」と意欲を見せている。原と木村のコメント全文は、次ページを参照。