岩﨑大昇(美 少年/ジャニーズJr.)の主演ミュージカル「ELF The Musical」が初日を迎えた。同日に開幕直前取材会が行われ、岩﨑をはじめ、織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.)、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、コング桑田、別所哲也が登場。
本作は2003年に全米大ヒット記録した映画「Elf」のヒットを受け、2010年NYのブロードウェーでミュージカル化。その後アメリカ国内、ロンドンなどで上演された今やクリスマスを代表する人気作品となっている。
主人公・バディ役を務める岩﨑は、初日を迎え「めちゃくちゃ緊張しています、震えが止まんないです」と。続けて「リハーサルしている時は初日を迎えられるか分からない中だったので今日(初日)がきて、これからが本番ですが、とりあえずよかった」としみじみ。初のミュージカル挑戦で主演を務めることに、「(主演は)まだ早いです(笑)。でもうれしいです。常にお芝居しながら歌ったりとか、いろんなことを同時に意識しなきゃいけないし、難しいことがいっぱいありました。皆さんに教えていただいて勉強になりまくってます」と語る一方で、その様子を見ていた桑田は「ほんま素晴らしい、芝居が染みるんですわ、けいこ場で何回涙したことか」、別所からも「ピュアな心がね、きらきらしていますからね」と太鼓判を押されていた。
バディの義理の弟役で出演する織山は「もうびびって、大昇しか味方がいないんじゃないかってぐらい怖かった(笑)。でも実際は皆さん優しくて、発声の仕方などいろんなことを教えてくれました」と感想を。
コロナ禍での準備期間を、別所は「けいこ場で限られた時間に集中してやることがさらに必要な現場でしたし、みんなその中でよりつながり合おうとしていた現場だったと思います。限られた時間の限られたけいこ場だったので。劇場に入れて本当にうれしいです」と難しさを振り返っていた。
最後に岩﨑が「家族愛とかいろんな愛が詰まって、皆さん見ていただいてほっこりするようなちょっと早いクリスマスなんですけど、この『ELF The Musical』を見て、今年のクリスマスは家族と過ごしたいとか思ってくれたらいいななんて思います。頑張っていきますので、よろしくお願いします!」と意気込み、取材会を締めくくった。
ファンタジッククリスマスミュージカル『ELF The Musical』は11月22日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。