11月27日(金)放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ)は、Sexy Zone特集の第2弾を送る。
平均年齢14.4歳でデビューし、シングルリリースは19作連続でチャート1位を獲得するなど、エリート街道を順風満帆に歩んでいると思われている彼ら。だか、メンバーそれぞれは胸の内に葛藤を抱えていた。
特に今年はコロナ禍により、全国コンサートツアーが中止を余儀なくされ、活動の場を奪われた。しかし、菊池風磨がバラエティ番組で活躍するなど、メンバーは個人での仕事の幅を広げるため、さまざまな事にチャレンジしていた。
グループの年長組、中島健人と菊池風磨は1週間違いで入所した関係で、ジャニーズJr.時代も、歌唱力の高さと華のあるビジュアルでシンメトリーを組んで歌を披露することが多かった。
デビュー前にもかかわらず“ふまけん”と呼ばれて人気を博した中島と菊池だが、かつては考え方、表現方法の違いから反目し合った時期もあった。デビュー10年目の今、二人は何を思うのか。
中島は菊池への思いを「12年も一緒にいるので、嫌いになる事もあったし、好きになる事もあったし、どうでもいいと思う事もあった。それでも隣にいるのはアイツだった」「今、菊池はバラエティの仕事も多くて、良い道を歩んでいるなと思う。格好つけなくなっているところがすごく好き」と話す。
一方、菊池は「中島はポイントゲッター、シューターだからうまくパスを回し、円滑にしていくのが自分の役目。それは強く思いますね」と語る。互いを認め合い、尊重し、そして共に闘っていく覚悟が二人にはあった。
グループのムードメーカー・松島聡は、病気療養のため、活動を休止していた。メンバーは胸の内で松島の復帰を望みながら4人での活動を続けていた。「良くなってほしい。たとえ戻って来ないとしても、聡ちゃんが幸せならそれでいい」と語るマリウス葉。菊池は「なんとか幸せでいてくれって気持ち。もちろん5人がいいけど、5人でやりたいから戻って来てくれとは言えない」と切なる思いを吐露する。
今年8月、およそ1年9か月の休止を経て、松島が活動を再開した。復帰後初めての仕事に取り組む松島を、メンバーは以前と変わらない空気で迎えた。
その後、佐藤勝利は自らがパーソナリティーを務めるラジオ番組で松島の復帰を発表。「2年弱は心配をかけちゃったんですけど…聡君がメンバーでいることが僕らにとって当たり前というか…これからSexy Zoneの真の姿を見せていきます」と涙で言葉を詰まらせた。松島の前ではいつものように振る舞った佐藤だが、1人で語る場では感情があふれた。
やがて5人の活動が本格的にスタート。650日ぶりとなる音楽特番でのパフォーマンスに5人のSexy Zoneが向かって行く。
番組情報
『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』
テーマ:「Sexy Zone ~結成9年目の葛藤~」
フジテレビ(関東ローカル)
2020年11月27日(金)深1時05分~1時35分
FODプレミアムで放送直後から独占配信(過去話も全て配信中)
https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/information/ser3547/
<出演者>
Sexy Zone(佐藤勝利、中島健人、菊池風磨、マリウス葉、松島聡)
<ナレーション>
風間俊介
<メインテーマ>
山下達郎『RIDE ON TIME(2018 NEW VOCAL VERSION)』
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/RIDEONTIME/
©フジテレビ