「『ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~』プロジェクトチーム 決起集会2020」が行われ、杉良太郎、伍代夏子、飯豊まりえ、川栄李奈、城島茂、橘慶太、乃木坂46(秋元真夏、新内眞衣)、松本利夫、AKB48(向井地美音、武藤十夢)が登壇した。
2018年11月から特別防犯支援官を務めている城島は「普段はTOKIOというグループでリーダーをやっておりますが、こちらに関してはSOS47の一員、支援官として務めております」とあいさつ。「発足当時は特殊詐欺というより、オレオレ詐欺といった方がピンと来る時代でした。この2年で日本は平成から令和という時代に変わり、それにともない詐欺の手口も多種多様化しています。我々の呼び掛けも、いろいろな対応を迫られた2年だったと思います」とこれまでを振り返った。
そして、テレビ番組のロケで全国各地を回ることも多いということで「高齢者の方が多いので、移動中などのカメラが回っていないときに“変な電話とかはないですか?”“気を付けてくださいね”など、コミュニケーションを取りながら会話の中でちょっとした呼びかけを行ったりしています」と普段行っている活動を明かした。
同じく、2018年11月から特別防犯支援官を務めている乃木坂46の秋元は「特別防犯支援官を務めさせていただいて、メンバー間でも特殊詐欺に対する危機感や意識が高まっています」と語り、「家庭内での会話やコミュニケーションとることが詐欺を防ぐ第1歩だと感じています。そのような会話が希薄になってしまっているご家庭もあると思いますが、しっかりと連絡を取り合って、“自分の親だから大丈夫”ということではなく、大丈夫かもしれないけど連絡をする、という心がけが大切だと思います。若い世代が危機感を抱いて、親や祖父母の世代に伝えていけるようにアイドルグループとしても啓発活動ができたら」とコメント。
また、新たにSOS47のメンバーに加わったAKB48の向井地は「これまでも特殊詐欺が社会問題になっていたのを知ってはいたのですが、今回委嘱を受けるにあたりましていろいろ勉強させていただき、詐欺は悪質なんだなとあらためて感じました。私たちのような若い世代がたくさん発信することで、大切なおじいちゃん、おばあちゃんを守っていけるように頑張っていきたいです」と意気込んだ。