山田ジャパン1月公演「優秀病棟 素通り科」が、1月20日(水)に東京・本多劇場にて開幕。ライブ配信も実施された初日公演にあたって、脚本・演出の山田能龍、主演のふぉ〜ゆ〜福田悠太からコメントが到着した。
山田ジャパンは2008年に旗揚げされ、脚本家・演出家として活躍する山田能龍がこれまでの全作品を手がけてきた。山田はNetflix配信『全裸監督』の脚本を、まだ日本ではなじみの薄いチームライティングの手法で作り上げて高評価を得たことでも知られている。
ふぉ〜ゆ〜の福田悠太を主演に迎えた最新作「優秀病棟 素通り科」も、山田ジャパンならではの眼差しが光る作品。誰もが息苦しさ、生きづらさを抱えてしまう今の時代に創出する、大人のコメディだ。
1月20日(水)の初日はライブ配信も実施され、大いに盛り上がりを見せた本公演。脚本・演出の山田は、主演の福田について「とにかく信頼に足る取り組みをする男、という印象です。舞台人としての地肩、戯曲への向き合い、台詞を身体に落とす速度など文句なしです」と称賛。
さらに「稽古を重ねるに連れ、劇団の面々とも馴染んでいって、まるで劇団の看板役者のようになっていった。それを座組における主役の役割としてやってるのではなく、ナチュラルにそうなっていたことに驚きました」と語っている。
一方、福田は「山田さんは物凄く超時間集中力が持つ方で本当に凄いなと毎日稽古場で感心していました。僕はそんなに集中力がもつタイプではないのでリスペクトです」とコメント。
そう言いつつ、「ただ、山田さんの集中力が持ちすぎて稽古時間が長くて困った日もありました。このまま永遠に集中して稽古終わらないんじゃないかな? そう思ったのも稽古場のいい思い出です」など、彼らしいユーモア溢れる言葉を綴っている。コメント全文は、次ページを参照。