ふぉ~ゆ~・辰巳雄大主演の舞台「ぼくの名前はズッキーニ」の稽古場写真と、脚本・演出を務めるノゾエ征爾と音楽を手掛ける田中馨のコメントが到着した。
原作は、2002年にフランスで発刊され、世界中でベストセラーとなった小説「ぼくの名前はズッキーニ」。孤独な少年ズッキーニが、母を亡くして引き取られた養護施設で仲間や彼を見守る大人たちと出会い、厳しい現実の中でも前を向いて生きようとする姿は、国境や世代を越えて多くの人の心を動かした。
小説を原作に制作されたアニメ映画は、第89回米アカデミー賞長編アニメーション部門、第74回ゴールデングローブ賞長編アニメーション賞にノミネートされるなど、世界中の名だたる映画賞を席捲した。
この傑作小説を、世界で初めて日本で舞台化することが決定。脚本・演出はノゾエ征爾。音楽劇として上演される本作の音楽を手掛けるのは、SAKEROCKのメンバーとしての活動後、ミュージシャン、作曲家として幅広く活躍する田中馨。
主人公・ズッキーニ役を演じるのは、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大。ズッキーニが養護施設で出会う少女カミーユ役を川島海荷が演じる。さらに、稲葉友、上村海成、本多力(ヨーロッパ企画)、三村朱里、伊勢佳世、宍戸美和公(大人計画)、平田満ら実力派のキャストが顔をそろえる。
脚本・演出:ノゾエ征爾コメント
いやあ、脚本も演出も、日々面白いほど変容し続けています。稽古をする度に、こうしたくなったり、あーしたくなったり、俳優からも色んなものが出てきて、キリがありません。
そこに音楽や歌や動きも絡まり、さらにキリがありません。
キリなくキツくて楽しい。これ大事。
でも、キリはいつ晴れるのだろう?
キリの先には何があるのだろう?
お客さんに観てもらうまでは怖くて仕方ありません。
でも今回の怖いは、悪くない怖さだ。そんな気がしている。この勘も大事。
是非劇場で一緒にワクワクできたら、とても嬉しいです。
何卒。
音楽:田中馨コメント
「音楽劇とはなんぞや… 思わずWikipediaで調べちゃいました。結局わかりませんでした。
ややこしくする事を恐れずに言うのなら、120分の作品を見た後の感触が、一つの音楽のようだったな。
と、おもってもらえるような作品にしたい。その為の音楽を、僕はつくります。
『ぼくの名前はズッキーニ』
魅力的な俳優さん達が、肉体と感性をたよりに稽古に励んでおります。音楽に例えるなら、とてもいい音の出る楽器が揃っています。そして我らのマエストロ。ノゾエさんがどんなハーモニーを響かせるのか。
きっと素敵な舞台になるでしょう。なんてったって、ノゾエさんの名前は征爾ですから。
なんて、人の名前で勝手に格好つけました。ごめんなさい。それほど、とっても不安なのです。
自分で言い出しておいて、音楽とはなんぞや…Wikipediaで調べました。
結論としては、この作品は音楽ではありません。
音楽劇『ぼくの名前はズッキーニ』です。
なんの時間だったのか… パニックです。
現在地点はこんな感じです。
何卒。
公演情報
「ぼくの名前はズッキーニ」
原作:ジル・パリス
脚本・演出:ノゾエ征爾
音楽:田中馨
出演:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、川島海荷、稲葉友、上村海成、三村朱里、本多力/伊勢佳世、宍戸美和公、ノゾエ征爾、平田満
【東京公演】
日程:2021年2月28日(日)~3月 14日(日)全 19公演
会場:よみうり大手町ホール
チケット代:¥10,000(税込・全席指定)発売中
【大阪公演】
日程:2021年3月19日(金)~3月21日(日)全4公演
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
一般発売日:2月20日(土)前10・00~
D’apres AUTOBIOGRAPHIE D’UNE COURGETTE de Gilles Parisc Gilles Paris 2002
「ぼくの名前はズッキーニ」日本語版DU BOOKS 2018年、安田昌弘訳
仲介:(株)フランス著作権事務所-Bureau des Copyrights Francais
公式サイト:https://www.ktv.jp/zucchini/
企画・制作・主催:ニッポン放送/関西テレビ放送