HTB制作のバラエティ番組『水曜どうでしょう』のDVDおよびブルーレイの累計出荷数が、第30弾「水曜どうでしょう ザ・ベスト(偶数)」の発売初日の2月17日に500万枚を突破したことが分かった。
レギュラー放送が終了した翌年の2003年からDVDを発売。第1弾となる「原付ベトナム縦断1800キロ」(2003年3月5日発売)は30万枚、「ジャングル・リベンジ」「ヨーロッパ21カ国完全制覇」「72時間!原付東日本縦断ラリー/シェフ大泉 夏野菜スペシャル」など8作が20万枚超えの出荷数となっている。
また、どうでしょうシリーズは、通算14作が「オリコン週間DVDランキング1位」を獲得しており、これは「バラエティ・お笑い」ジャンルで最多、歴代1位となる(2021年2月15日付現在)。
『水曜どうでしょう』は、1996年10月に北海道ローカル番組としてHTBで放送がスタート。“どうでしょう班”4人(鈴井貴之、大泉洋、藤村忠寿・嬉野雅道ディレクター)が繰り広げる珍道中が話題となり、1999年以降『どうでしょうリターンズ』や『水曜どうでしょうclassic』のタイトルで、東北地区を皮切りに他地区でも徐々に放送されるようになり、現在も全国各地で放送されている。
また、番組イベントとして、2013年に開催された「水曜どうでしょう祭 UNITE 2013」では、およそ5万人の入場者を集めたほか、2014年からはディレクター陣が北海道を飛び出して各地を旅する巡回型のイベント「水曜どうでしょうキャラバン」を毎年開催。2019年に開催された「水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO」は入場チケットが即日完売、3日間で延べ2万9033人を動員。最終日夜のメインステージはライブビューイングも実施され、全国204の映画館およそ7万人が同時鑑賞した。
また、HTBの動画配信サイト「HTB北海道onデマンド(https:/hod.htb.co.jp/)」では、北海道ローカル放送の各回終了直後から動画を有料配信しており、北海道以外の全国からもいち早く楽しむことができる。
藤村忠寿ディレクター コメント
DVDを作り続けてもう15年以上がたちました。根気よく続けていけばこういう結果になるんだなぁと思いました。
嬉野雅道ディレクター コメント
どうでしょうの旅をDVDにしてきたおかげで皆さんとの長いおつきあいの年月が、この、とんでもない数字となって表れたんですね。
4人で旅を始めて25年。その旅をDVDにして出荷し始めて18年。それでも、いまだにあれからそんなに時がたった気がしないのは皆さんの熱量がちっとも変わらないからなんでしょうね。そのことをまざまざと知る数字でした。物凄いです。藤村さんも本望でしょうね。
「水曜どうでしょう」
出演:鈴井貴之、大泉洋ほか
ディレクター:藤村忠寿、嬉野雅道
公式サイト:https://www.htb.co.jp/suidou/