松下洸平「自分でも思っていなかったルーファスが」舞台「カメレオンズ・リップ」開幕

エンタメ総合
2021年04月03日

舞台「カメレオンズ・リップ」のゲネプロが、4月2日(金)に都内で開催。出演者の松下洸平、生駒里奈、岡本健一からコメントが到着した。

劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の数々の戯曲の中から、選りすぐりの名作を才気溢れる演出家たちが新たに創り上げるシリーズ「KERA CROSS」。その第3弾「カメレオンズ・リップ」が、 4月2日(金)の東京・シアター1010公演を皮切りに、約1か月半にわたる全国公演をスタートさせた。

ルーファス役の松下洸平、エレンデイラ/ドナ役の生駒里奈、ナイフ・ハーフムーン役の岡本健一をはじめとする豪華出演者らが、予測不可能のクライム・コメディを繰り広げる。

開幕にあたり、松下は「日々稽古を重ね自分のルーファスを作っていくにあたり、生駒さんや岡本さんのお芝居を見ながら、だんだん自分でも思っていなかったルーファスが出来上がっていきました」とコメント。

続けて「今回、すごく多種多様なジャンルの方々が揃いまして、特に我が家の坪倉(由幸)さんには癒されました。飄々とされていながら、坪倉さんがいて下さると稽古場が明るくなってとても助けて頂きました」と感謝を述べる場面も。

生駒は「今までは自分の持っているものを放出することで形になる役が多かったのですが、今回に関しては全くそうではありませんでした。それを発見することができ、自分自身と結びつけなくて良いんだ、と個人的に思えた瞬間から、今回の役を演じることができるようになりました」と役作りの苦悩を明かす。

いっぽう、岡本はそんな2人を「松下さん生駒さんたちの、若いからこそのエネルギーをオープンマインドで出す姿は見ていて面白いし気持ち良いですし、この『カメレオンズ・リップ』という作品の中に込められている気がします」と称賛。

続けて「作品自体とも繋がる部分があり、トラウマを抱え合う人物が山奥の谷のお屋敷で、唯一ここにいる同士で触れ合うことで本質を見つけてくるような、素敵なテーマだなと思っています」と本作について語った。3名のコメント全文は、次ページを参照。

舞台「カメレオンズ・リップ」は、4月2日(金)〜4日(日)まで東京・シアター1010、4月14日(水)〜26(月)までシアタークリエで上演。その後は、福島・大阪・愛知・新潟での公演が予定されている。

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