舞台「ラン・フォー・ユア・ワイフ」のゲネプロと囲み取材が、4月7日(水)に都内で開催。主演の今江大地(関西ジャニーズJr.)をはじめ、河下楽(関西ジャニーズJr.)、ちゅうえい(流れ星☆)、新垣里沙ら出演者8名が登壇した。
上質な翻訳劇を日本に紹介することを目的に、2018年から1年に1本のペースで作品を発表しているユニット「SHY BOYプロデュース」。第3弾となる今回の公演は、イギリスの笑劇王レイ・クーニーによる人気作「ラン・フォー・ユア・ワイフ」を上演する。
今江大地演じる主人公のジョンは、2人の女性との2つの家庭のあいだをタクシーで行き来する「重婚ライフ」を満喫。だが、そんな幸せな二重生活を必死に守ろうとすればするほど窮地に追い込まれてしまう、シチュエーションコメディの鉄板作品だ。
今江のほか、ジョンと同じアパートの住人スタンリー役を河下楽、ジョンの2人の妻・メアリー役とバーバラ役には新垣里沙と緒月遠麻、本作が舞台初挑戦となるちゅうえいら個性派キャスト陣が物語を彩っていく。
自身の役柄について、今江は「初めはありえへんなと、嫌な奴やなと思っていたんです。でも実は断ることができない良い奴で、情けないところもあるんですが、今では彼を好きになりました」と笑顔を浮かべる。
そんな今江の印象を聞かれた新垣が「真面目で、日々懸命に稽古に挑んでいる姿を見て刺激を受けていました。ジョンとは全然違います(笑)」と語ると、緒月も「本当に稽古の時から可愛らしさを惜しげもなく発揮していて」と加勢し、妻役同士で盛り上がる場面も。
今回が外部舞台に初出演となる河下は「出られると聞いた時は信じられなくて、何回も聞き直したんですけど現実で。こんなに大きい仕事をいただいたからには、絶対にヘマはしたらいけないという気持ちで今までやってきました」と振り返る。
対して、共に関西ジャニーズJr.で活動する今江は「河下君とは帰り道が同じで仲も良いので、一緒に頑張ろうなと話していました。僕の方がちょっとだけ先輩なので、ちょっとだけでもお兄さんになれたらと思って」とあたたかい眼差しを向け、その絆を感じさせた。
いっぽう、「SHY BOYプロデュース」全公演に出演しているトラウトン警部役の清水順二(30-DELUX)は「第1弾の『キャッシュ・オン・デリバリー』には、Snow Manの佐久間(大介)君と深澤(辰哉)君が出ていて。それが彼らにとって初めての翻訳劇だったそうなんですが、せりふが何万語とある難しいシリーズをよくぞ乗り越えたなという感じだったんです。なんだかその2人の時を思い出して、負けないで欲しいなって」と。
続けて「僕は勝手にこの作品もあってSnow Manがデビューしたんだ! くらいに思っているので(笑)、今江君と河下君も今回の作品でステップアップして、いつかデビューしてもらえたらいいなと。彼らは身を削って涙ぐましい努力をしてきていますし、本当にこれからが楽しみです」と2人への思いを語り、取材は締めくくられた。
舞台『ラン・フォー・ユア・ワイフ』は、4月7日(水)〜14日(水)まで東京・オルタナティブシアターで上演、その後も愛知・大阪での公演が予定されている。
公演情報
舞台『ラン・フォー・ユア・ワイフ』
【東京公演】2021年4月7日(水)〜14日(水)オルタナティブシアター
【愛知公演】2021年4月23日(金)〜25日(日)ウインクあいち
【大阪公演】2021年4月27日(火)〜28日(水)サンケイホールブリーゼ
WEB
公式HP:https://www.shyboy.jp/runfor/