女子レスリング五輪金メダリストの吉田沙保里が、『日テレ系東京オリンピック中継』のアスリートキャスターに就任した。
日本テレビでは、キャプテン・明石家さんま、スペシャルサポーター・上田晋也、スペシャルキャスター・有働由美子が、7月23日(金)に開幕する東京オリンピック期間中、86時間15分、事前事後枠7時間41分という日本テレビ史上最長のオリンピック生中継を放送する。
アスリートキャスターに就任した吉田は、オリンピック3連覇、世界大会16連覇、リオ五輪では日本選手団主将を務めた、まさに日本オリンピック界のレジェンド。
木曜日のパーソナリティーを務める『ZIP!』では、レスリング競技を中心に8月2日(月)~9日(月)は連日出演し、自らの目で見て、独自取材で得た最新情報を伝える。
さらに、吉田は7月19日(月)に放送される『日テレ系キャスター大集合 今だから話します』(後9・00~10・54)にも出演。番組では、縁があるという意外なスーパースターに「ずっと会ったら言いたかった」という今だから伝えたい思いを明かす。
吉田沙保里 コメント
◆五輪を伝える側になり今の意気込みは?
現役を引退して選手として出場しないオリンピックを、どんな気持ちで観て、何を感じるのか。伝える側としても初めての経験なのでワクワクドキドキという感じです。2004年のアテネ大会でオリンピック初出場した時のような真っすぐな気持ちで、選手たちが全力で戦う姿をしっかり伝えていきたいと思います。
◆選手のどんなところを見てほしいか?
全力で頑張っている姿はもちろん、記録や得意技などトップアスリートの最高のパフォーマンスをぜひ目に焼き付けてほしいです。
◆伝える側としてのやりがい、楽しみなこと、ありますか?
試合はもちろんですが、その前後の選手の様子も取材してみたいです。自分のオリンピックの時と重ね合わせて、熱くなりたいと思います。
◆楽しみにしているレスリング以外の競技は?
陸上の男女混合リレー・野球・ソフトボール・柔道・空手・トランポリン・カヌー…その他いろいろあります。これまでのオリンピックでは、他の競技を観戦する機会がほとんどなかったので、どの競技も楽しみです。
スポーツ局『日テレ系東京五輪中継』プロデューサー・紀内良彦 コメント
今回、日本のオリンピック界のレジェンド、吉田沙保里さんと中継番組をご一緒できることを光栄に思います。
北京五輪後にお父様の栄勝さんと並んでご自宅で取材させていただきました。
お父様と生み出した必殺タックル誕生秘話など、親子で受け継ぐオリンピックへの歴史の重みを感じました。
ロンドンではそのお父様を肩車するシーンを現地の中継車の中で見ておりました。
お二人とも、とても晴れやかな表情でマット上で声援に応える姿に感動しました。
リオでは負けた直後、泣きながらカメラに向かって気丈にインタビューに答えるシーンが印象深く残りました。
オリンピックの喜び、楽しさ、つらさ、そして年月の重みなど、全てを知り尽くしている吉田さんだからこそ伝えられるオリンピックがあると楽しみにしています。長時間の放送となりますが、アスリートキャスターとしてレスリングはもちろん、さまざまな競技を日本中の皆さんにお伝えいただければと思います。
『日テレ系東京オリンピック中継』
日本テレビ系
2021年7月22日(木・祝)~8月7日(土)