黒柳徹子と藤井流星による79歳と19歳のラブストーリー!「ハロルドとモード」上演決定

エンタメ総合
2021年07月08日

黒柳徹子 コメント

昨年の朗読劇は、私にとって初めてと言っていい経験でしたけど、皆さまの想像力をいっぱいにさせる、素晴らしいものだと知りました。装置がなくとも、動きがなくても、皆さまの想像力が、それをはるかに上回る、とわかったのです。
好評につき、今年もやらせて頂くことにしました。おもしろいお婆さんモードと、青年ハロルドとのラブストーリーです。ハロルドは、お金持ちの息子ではありますが、孤独で、「人生、死んだ方がまし」と考えているような手のかかる青年です。でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。
昨年は、ハロルド役を生田斗真さんにやっていただきましたが、今回は、ジャニーズWESTの藤井流星さんにお願いしました。
私が、「ハロルドとモード」の舞台を最初に見たのは、1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さんのマドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ましたが、笑いと涙が交錯して、とっても印象的でした。芝居が終わっても、私はずっと、泣いてたような気がします。その頃から、私は、モードの役を演じてみたいと思っていました。喜劇でも、最後には、泣くこともあるのです。
ぜひ、ご覧ください。お待ちしています。

藤井流星(ジャニーズWEST)コメント

今回の出演が決まり、とてもうれしかったですし、朗読劇と聞き、驚きと新しい経験ができることにワクワクしました。前回は事務所の先輩でもある生田斗真くんがやられていた役なので、同じ役を演じる喜びと同時にプレッシャーもあります。
そして、黒柳さんとご一緒できることは凄く驚きました。小さい頃からテレビで拝見していた雲の上の存在というイメージで、まだ共演をする実感が湧いていないのですが、貴重な機会を頂けた事に感謝していますし、色々と学ばせていただきたいです。
この作品は、最初は変わり者の少年とファンキーな老婦人に見えますが、その裏には様々な事情もあり、話が進むにつれ見えてくる人間らしさや、モードが発する一言一言がぶっ飛んで聞こえるのですが、実際はすごく考えさせられるもので、そこが魅力だと思います。
舞台は、映像と違いリアルタイムでお客さんの反応が返ってくるので、緊張感もありますが逆にそれが楽しくもありますし、毎公演、勉強になります。
朗読劇は初挑戦ですが、素敵なキャストの皆さんとご一緒できることが光栄ですし、すごく楽しみです。
見に来て頂ける方に「ハロルドとモード」を楽しんでもらえるように頑張ります!

上演台本・演出:G2 コメント

朗読劇に全く興味はありませんでした。ですが、徹子さんの「どうしても『ハロルドとモード』をやりたい」という熱意に共感し、昨年、この作品を朗読劇として台本も新たに「今までにない朗読劇を」のスローガンのもと上演しました。
たくさんのお客さまに喜んで頂きましたが、「朗読劇ではなく、普通の芝居を見ているようだった」という感想が圧倒的に多かったのが印象的でした。また私自身、徹子さんの演じたモードがあまりにもキュートすぎて心を奪われてしまうという事件も起きました。
今年、キャストを一新しての再演にあたり、ハロルド役には奇才(と私は勝手に思い込んでますが)藤井流星くんを迎えます。同じ台本・演出でも、作品に必ずや新たな息吹をもたらしてくれることでしょう。私も心を更地にして取り組む所存です。
キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも俳優の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークの連発に多いに笑っていただき、そして最後は……。
人間や人生についてピュアに感じることができる舞台、生きている素晴らしさを実感できる時間をお過ごし頂けるはず。

公演情報

「ハロルドとモード」
【東京公演】2021年9月30日(木)〜10月14日(木)EXシアター六本木
【大阪公演】2021年10月16日(土)〜18日(月)森ノ宮ピロティホール

作:コリン・ヒギンズ
上演台本・演出:G2
出演:黒柳徹子、藤井流星(ジャニーズWEST)、森川葵、小林大介、 石丸謙二郎、高島礼子

公式サイト:https://www.haroldandmaude.jp/

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