海の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」のゲネプロが8月4日(水)に都内で行われ、囲み取材に主演を務める林翔太、七木奏音、彩吹真央、津田英佑、榎本純米が登壇した。
「海と人との共生」をテーマに、海の壮大な営みや知られざる神秘、海と人が織りなすロマンと奇跡を描く音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」。人魚の王子・カイ役を林翔太、伝説の国の王女・ルナ役を七木奏音が務める。
そのほかにも彩吹真央、津田英佑、植本純米、アクロバットダンス・カンパニー G-Rocketsという、エンターテインメント界の第一線で活躍する出演者・スタッフが集結し、海の魅力を存分に味わえる上質な舞台を届けていく。
そんな本作が8月5日(木)に初日を迎えるにあたり、ゲネプロと囲み取材を開催。初の王子役に挑む林は「いつかやってみたいと思っていたのですが、人間ではなく人魚の王子を先にやらせていただけるとは思わなかったです」と。
「最初は人魚と聞いて(ディズニーの)アリエルのようなビジュアルを想像していたので、上半身裸だったらどうしようと思ったのですが、衣装が用意されていたので安心しました(笑)。せっかくの機会ですので、しっかりと人魚の王子様になれるよう頑張ります」と意気込みを見せる。
続けて、王女役の七木も「今までマスクを着けて稽古をしていたので、今日初めて皆さんのお顔を見ることができたのですが、とても素敵な笑顔でお芝居をされていて、ここまで来られたことを本当にうれしく思いました」を喜びを述べた。
本作は、林らキャストによる多彩なフライングが繰り広げられるのも見どころのひとつ。それについて「僕はずっと『滝沢歌舞伎』に出演させていただいていたのですが、滝沢君のすごさというのを改めて実感しました。歌って踊って、立ち回りをしてフライングをして…。近くで見ていたので分かっていたつもりでしたが、実際にやってみると『こんなに大変なことをやっていたんだ』と感じて」と尊敬の思いを口にする林。
さらに「LEDが付いた光る輪を掴みながらフライングをするシーンがあるのですが、その輪をわざわざ海外から取り寄せてくださったみたいで。『これはまだジャニーズで誰も使ったことがない』とスタッフさんが言っていたので、そこはジャニーズ初です!」と力強くアピールした。
林の“王子様ぶり”について話題が及ぶと、海賊王役の津田が「今はおじさんになってしまいましたが、僕も20〜30年前は王子役をやったりしていまして(笑)。なので、翔太もいつかは僕みたいな役をやるようになるのかなとか考えながら、父のように見守っていましたね。『お前もこの衣装着るかもしれないぞ〜』って(笑)」と。
対する林が「それで今回見に来てくれた子供たちが将来、僕の衣装を着ていたり?」と問うと、津田は「ブロードウェイもそういうところあるからね。エンターテインメントってそうやって繋いでいくものだと思う」と答え、ともに未来への想いを馳せる。
最後は、林が「この状況下で舞台をやらせていただけるということは奇跡だなと感じていますし、本当にうれしいです。見に来て下さった皆さんに『金メダルをあげたい!』と思ってもらえるような作品にしていきます」とあいさつし、取材は締めくくられた。
海の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」は8月5日(木)から東京・こくみん共済coopホール/スペースゼロで上演される。
舞台写真
公演情報
海の音楽劇「プリンス・オブ・マーメイド」
2021年8月5日(木)〜8日(日)東京・こくみん共済coopホール/スペースゼロ
出演:林翔太、七木奏音、彩吹真央、津田英佑、榎本純米、G-Rockets
WEB
公式HP:https://prince-of-mermaid.com/
公式Twitter:https://twitter.com/prince_of_m001