かてぃ（前芸名：香椎かてぃ）による、ファッションドキュメンタリーブック「ファッションカルト」（扶桑社）が8月31日（火）に発売される。それに先駆けて、収録カットが先行公開された。
本書は、ZOC卒業から沈黙を続けてきたかてぃが今、語りたいこと、伝えたいこと、発信したいこと、心の内の叫びを「ファッション」を通して叫ぶ、“ファッションドキュメンタリーブック”。ゲストに、ファッションブランド「縷縷夢兎」デザイナー・東佳苗、イラストレーター・古塔つみを迎え、かてぃの人物像をそれぞれの視点から深掘りしていく。
かてぃにとってファッションとは、外見から自分を強くしてくれるものだという。これまでの人生をともに戦ってきた私服が、すべて「ファッションカルト」には登場しており、その数はなんと389点。
本書のために私服を全て編集担当に渡してしまったこともあり、私生活はしばらくジャージで過ごしていたというガチぶりだ。この本気度が、“コーディネートブック”ではなく、“ファッションドキュメンタリー”と銘打つ理由となっている。
今回到着した誌面カットでは、「服はその日のTPOに合わせたコスプレである」という、かてぃのファッション哲学も垣間見える。“渋谷のピンク番長”や“川崎のヤンキーに殴り込むとき”といった独特なテーマで、架空の人物のコスプレを楽しんでいるそうだ。
そんな本書の撮影はかてぃの自宅でも行われており、ミステリアスな彼女の私生活を少しのぞくことができるだろう。そして、かてぃのクローゼットの8割を占めていたのが古着ということで、行きつけの渋谷と原宿の古着屋の買い物にも密着した。
なお、服を選ぶ基準は「レアだから」「ハイブランドだから」ではなく、極めて単純に「かわいいと思ったものだけ」だと語る彼女。即興で組んだコーディネート術や、ガチ買いアイテムにも注目だ。
書誌情報
「ファッションカルト」
2021年8月31日（火）発売
著者：かてぃ
定価：2,200円（税込）
販売リンク：https://amzn.to/3CUkqSB
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