阪神タイガースのスペシャルアシスタント(SA=特別補佐)を務める藤川球児が、自身の公式YouTubeチャンネルにて、大人気YouTuberのはじめしゃちょーと対談した動画を公開した。
“火の玉ストレート”と呼ばれる打者の手元で浮き上がるような速球を武器に、日米通算245セーブの大クローザーとしてプロ野球選手として大きな功績を残した藤川。現在は阪神タイガースのSAのほか、NHKのプロ野球解説者としても活躍している。
そんな藤川が自身の公式YouTubeチャンネル「藤川球児の真向勝負」にて、日本の動画クリエイターではトップクラスのチャンネル登録者数952万人を誇る大人気YouTuber・はじめしゃちょーをゲストに招き、対談を行った模様を公開。
「彼がどういうものを目指して、今何を感じてチャレンジし続けているのか心の底から興味がある」と対談前に話していた藤川。いっぽう、はじめしゃちょーも「僕なんて比にならないほどの“成功者”」と藤川のことを賞賛し、「生き方、考えていることを素直に聞いてみたい」と語っていた。
“挑戦”をテーマにした今回の動画冒頭では、藤川がメジャーリーグに挑戦するために渡ったアメリカで、英語が話せず苦労していた子供たちがはじめしゃちょーのチャンネルを見て“メントスコーラ”などの動画の真似をして楽しく遊んでいたという家族とのエピソードを明かす。
そして「親として非常に助かった」と、はじめしゃちょーに感謝を伝えるところからトークがスタート。その後、藤川から「なぜYouTuberになろうと思ったのか?」と質問され、はじめしゃちょーは「一言でいうと面白そうだったから」と回答する。
大学で教育学部に通っていたはじめしゃちょーは、英語教師を目指して留学をするかたわらYouTube活動を行っていたが、大学3〜4年生の頃にYouTuberとして生活ができるのではないかと感じたのだという。
その結果、学費も全て負担してくれた上で、安定した職業に就いてほしいと願う親の反対を押しのけてまで、動画制作が好きだという気持ちが勝ったため、YouTuberを職にしたことを語った。
さらに本動画内では「コミュニケーションが苦手なんですよ」と話すはじめしゃちょーに対して、「僕もあると思います」「グラウンドから出なかった。引きこもりだった」と藤川も告白。
周りがイメージする“藤川球児”と実際の自分が乖離していたと話す藤川に、はじめしゃちょーは「動画だったら(人と)話せます」と答え、等身大の自分を配信しているからこそ、子供たちが自分に憧れてついてきてくれると述べた。
YouTubeチャンネル登録者数を抜かれたときのエピソードなど、トップランナーとして配信を続け、挑戦し続ける日々の裏側に隠された苦悩から、プロ野球とYouTube、そして2人の共通点に至るまで余すことなく語り尽くしている今回の動画。
その他にもプレッシャーに打ち勝つ方法や、はじめしゃちょーが考案する「藤川球児の真向勝負」の動画企画、好きなことへ挑戦し続けてプロとなった2人が「好きなことを挑戦し続けるのは楽しいのか? つらいのか?」という問いに答える模様など、ここでしか見ることのできない濃密な対談となっている。
動画
はじめしゃちょー×藤川球児 対談動画
WEB
藤川球児の真向勝負:https://www.youtube.com/channel/UCz7tOXB0x7yfESq6WPkA11g